憧れるもの、大好きなものについて
憧れの人物像や状況、地位、好きなインテリア、好きな時代、好きな仕事。
今までの前世で、ずっとそれらからは自分が遠くて、憧れ続けていたから好きなのだ、と考える人もいるようだがそれはちょっと苦しいと思う。
過去に全てそれらは私に属していたもので、今好きだなぁと思うのは、懐かしがっているのだ、と思うと安心するし、たとえ今世で手に入らなかったとしても、悔しがったりしなくて済むように思う。
懐かしい気持ち、いとおしい気持ちはそのままに、今世で別の物に目を向けることができるような気がする。
もう既に手に入れているのだ、と言う感覚は私たちに前に進む勇気を与えてくれる。
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