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今から50年間快適で省エネで暮らすための方法【パッシブデザインの真骨頂】

ここ数日肌寒い日が続きましたね。夏のような暑さから一気に冬のような寒さ・・・
秋が短くなっているように感じます。
建築業界では中間期と呼ばれる春と秋がめちゃくちゃ短くなっているなと言われていて、夏から一気に冬が来るような印象を受けます。これも一様に温暖化や気候変動の影響がかなりあると思います。その事実をぜひぜひ皆様にも知っていただきたいなと思っています。YouTubeでオリエンタルラジオの中田さんが気候変動についての動画をアップしてくれているのでぜひご覧ください。
リンク→ https://youtu.be/bWFAC7NkMn4
日本頑張らないといけないと心から思います。

さてそんな中自宅について少しお伝えできればと思います。
ここ数日寒かったので家では厚着した方、軽く暖房をかけた方も少なからずいらっしゃったのではと思います。単純に室温が低いのでそうせざるを得なかったのではと思います。
実際に私も家では少し肌寒く感じましたので今までは半袖TシャツやロンTだったのがスウェットを着たりしました。急な変化で対応しづらかったです。
ここまではすごく感覚的なお話です。では実際に外では何度で室温が何度だったかを把握されていますでしょうか?

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こちらが兵庫県伊丹市の実測値です。朝方は15度前後の推移でした。かなり寒いですね。
断熱性能の低い家だと外気温並みに寒くなるのでおそらく室温も15度近かったことが推測されます。

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こちらが我が家のリビングの室温です。
約20度です。断熱レベルは北海道基準並みのUA=0.48になります。まぁまぁ頑張っています。それでも着衣量によりますが寒く感じます。PMV 予想平均温冷感申告という指標では23度前後が平均的に暑くもなく寒くもない快適温度だと感じる人が多いとされています。

2020年10月20日、今日はかなり日中晴れていました。朝の天気予報で晴れとわかっていましたので直射日光がとりこめるように外部遮蔽装置もあげて仕事に出ました。そうするとあれよあれよと言う間に23度の快適室温に。夕方には25度になり帰宅時間には暖かいリビングになりました。

これぞパッシブデザインの真骨頂‼︎
断熱性能をしっかりと上げ、太陽の光の角度をしっかり捉えれば快適な温度を自然の力で作り出すことができます。
真夏や真冬だけではない奥が深いパッシブデザインをもっと世間の皆様に知って欲しいなと実感しています。

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