アフリカ・ウガンダに 手洗いを届けるクラウドファンディングをやります!! ー今私たちにできることを。ー
私が理事を務めているNPO法人コンフロントワールドでは、
4月29日(水)から、クラウドファンディングを実施します!!
目的は、
石鹸で手洗いができる環境を、ウガンダ農村部の人々に届けることです。
クラウドファンディング公開の前に、どうして今、このクラウドファンディングをやるのかについて書きます。
はじめに。
新型コロナウイルスの感染が世界中で広まる中、
毎日多くの命が亡くなっています。こんな風に一文で打ってしまえるような簡単なことではないです絶対に。ご家族、ご友人、恋人、同僚、周りの人たちの悲しみも含め、この感染症がどれだけの悲しい影響を広げているのか、想像できない広さと深さが生まれていると思います。
あなただけじゃない
もっと大変な人もいる
元気でいてよ
そんな励ましの気持ちを込めて自分に向けられたと分かっている言葉も、
なんだか鋭く心に突き刺さって、じわじわ寂しさが大きくなるように感じる。そんな心が落ち着かない一日を過ごす人が、今少なくないんじゃないかなと思います。
そんな日々が少しでも晴れるよう、晴れの日が一日でも早く迎えられるよう心から祈ります。
前置きが長くなりました。
といつもなら言うところですが、これまでの文は前置きなんて位置付けでなく、掲題と同じように大切に伝えたい言葉です。
この言葉を毎日祈って、噛みしめる一方で
私にできる、祈る以外の行動を新しくとることに決めました。それがここから先の話です。
アフリカ・ウガンダに農村部に、手洗いを届ける。
NPO法人コンフロントワールドとしてこれまで、ウガンダ農村部で現地NGOとともに、
飲み水を得るための設備や、衛生的に使えるトイレの建設、衛生教育に取り組んできました。
この土地での暮らしは、
バナナの木が生い茂る地域で、親戚やご近所の人たちと食べ物を分け合ったり、家畜や農業や洋裁や家事などの仕事を手伝いあったりする
とても爽やかで、人との繋がりに富んで豊かです。
【ウガンダの伝統的なドレスを身にまとうお母さんたち。2019年9月撮影】
一方日常の暮らしを取り巻く衛生環境によって、病気になったり身寄りをなくしたりするケースが多く発生しています。
濁った川の水を生活用水にしていることから下痢症を患ったり、
木や植物を使用したトイレから、寄生虫やハエを媒体に感染症に感染したり。
HIV感染率が高いこの農村部では特に、免疫力が下がっている状態で他の疾患を患うことが、
直接的に失命につながったり、
仕事を続けられなくなる、学校に行き続けられなくなる、というように間接的に貧困につながっていたりします。
【建設したトイレの前で撮った写真。2019年9月撮影】
そんな地域で2年間活動を続けてきて、まだこの活動を届けられていない人たちもいます。
現地パートナーNGOが行なった調査では、
農村部のある地区では、地区人口8500人のうち75%がトイレの後の日常的な手洗いができていないということがわかりました。
そんな中新型コロナウイルスの感染が世界中で拡大し始めました。
私たちは、感染拡大防止のため
この農村部に暮らす人々に、「手洗いの環境」を早急に届ける活動を、現地パートナーNGOへ資金提供をする形で行うことを決めました。
石鹸や、簡易手洗い装置の設置のため、
必要な資金を調達するクラウドファンディングを実施します。
なぜ、今、アフリカに、なのか。
上でも書いたようにこの農村部では、
HIV感染で免疫力下がっている状態に他の感染症や疾患を患うことで、それらの疾患が致命傷になるケースが多くあります。
もちろん、新型コロナウイルス感染症も、この「感染症や疾患」になります。
新型コロナウイルスだから危険。
アフリカだから亡くなる。
必ずしもそうではないと思います。
でも
今、手洗いができることで、
直接的
間接的に
救える命がある。
その可能性を、できることをせずに見逃したくない。
日本で、身近な家族や同僚を守るために、私に今できることが、家で過ごすこと。お店を応援する買い物をしたりとか、これが私の実力(できる仕事)の最大限です。
そしてウガンダの人たちへできることが、資金提供で、手洗い環境を作る後押しをすること、だと考えています。
私にできる、力になりたい人への
祈る以外の行動です。
できる全力で臨みます。
最後に。
長い文章を最後まで読んでくださって本当にありがとうございます。
クラウドファンディングは、4月29日(水)19:00頃から始まります。
※※5/3追記※※
そして5月2日現在、第一目標の60万円を達成しました!!本当に沢山の応援ありがとうございます!!
ここからは、ネクストゴールの300万円を目指していきます!!
長期化していく新型コロナウイルス感染とそれに伴う経済的・社会的影響に対して、継続的に支援を行なっていくために必要な資金になります。
▼クラウドファンディングの詳細・ご支援はこちら▼
どうか、ご協力をお願いします。
人に伝える、
SNSで拡散する、
支援する、
そういった"今できる行動"が集結して、ウガンダ農村部へ手洗い環境を届けることができます。
今やることで救える命があります。
それぞれにできることで、大切な誰かを守りましょう。
どうかご協力をよろしくお願い致します!!
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