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2019年10月の記事一覧
#イマジナリーポートレート
「ここに人が立ってたらエモいよな」と思って写真を撮ることがよくあります。実際そこに人が写ることはほとんどなく、哀しい思いに枕を濡らす日々ですが、ぽっかりと穴が空いたようにも見えるその写真に、何故か心惹かれるのです。
「誰か居てほしいところに、誰も居ない」というマイナスの事象が写るわけですが、どうにもこれが写真のレイヤーを増やしているというか、奥行きのある仕上がりになっている。
視覚的イメージと
写真の「見せ方」を考える
(横長いのは見開きページをイメージしてください)
小さい余白強い没入感、鑑賞者を引き込んでいく。
大きい余白すこし後ろに下がる感覚、傍観。
似てるものを並べる色が似てる。形が似てる。できごとが似てる。
違ってるのを比べる黄色と、青。たくさんと、ひとつ。直線と、曲線。
リズムを保つ淡々と、ドキュメンタリーに。
リズムを崩す画面に動きをつけよう。
時系列に並べる映画をみてるような気分で。