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【第27話】文系と理系

みらにちは、 未来人J です!

前回は「定年退職で逃げ切った先輩たち」

について話しました。

今回は「文系と理系」について話します。

学問は、大きく分けて、

文系と理系に分かれていますね。

文系は、文学、法学、社会学、経済学など。

理系は、数学、化学、物理学、工学など。

現在の大学生は、数学が得意か苦手かで、

文系か理系か選んでいるようです。

それは、大学に入ることが

目的だったからだそうです。

大学に入る手段として、

得意な科目で勝負するために、

文理を選択する。

入試を得意科目で勝負することで

少しでも良い大学に入れるようにする。

多くの文系の方は、数学ができないから

文系を選んだ人が多かったのではないかと

推測されています。

文系と理系の違いは、

数学が得意か苦手かの差だったのですね。

未来では、事情が変わります。

覚えるだけの学問の価値は

非常に低くなりました。

A.Iの存在があるからです。

大学に4年間で何百万もかけて、

単純に学ぶことの価値は低くなりました。

まぁ、単純に学ぶだけの大学も存在します。

現在もお金持ちの子息が、

外国に遊学しますよね。

そんな感じの使われ方です。

日本で遊学するための大学として

存在します。

でも数はとてもとても少ないです。

未来のスタンダードな大学は、

価値創造が求められます。

そして、文系と理系の役割は

はっきりと明確に分けられます。

理系は、新しい発明や発見を求められる。

A.Iが苦手なことだから、価値がある。

現在でも理系の求められる姿ですが、

未来ではより明確になっています。

卒業論文でも新しい価値を生み出そうとする

姿勢を求められます。

修士・博士論文になると、

過去に扱ったテーマを選ぶことは

禁止されます。

(別の結論になるような

 再発見があったときは、別ですが)

研究テーマを発見することが

大きな課題となってます。

では、文系は何を学ぶのでしょうか?

それは、価値を創造する技術です。

目的は、

世の中に存在するものの価値を高めること。

手段は言葉を基礎とする情報発信技術。

方法は、

言葉の使い方、組み合わせ方、新語の創造、

文章が受け手側に与える影響の想像。

情報発信するための基礎知識として、

文学、法学、社会学などを学びます。

価値を創造する情報発信技術は、

まだまだA.Iより人間の方が

勝っています。

そして、未来では文系と理系の

協力体制ができあがっています。

理系が発明・発見したものを

文系がその価値をあますことなく伝え、

さらにより価値のあるとして

情報発信していきます。

現在では、文系と理系は

相反するものとして、

お互いが歩み寄りがたいですが、

未来では、お互いの価値を認め合い、

それぞれが敬意をこめて、

「文敬」 「理敬」

と呼び合っています。

えっ?

新しい発見や情報発信を教えられる

大学教授なんていないだろう?

確かに。

私も現在を見ているとそう思います。

なんであんなに変わったのだろうと。

おそらく、原因はマインドセットです。

考え方の枠組みというものです。

次回は「マインドセット」について話します。

お楽しみに!

注意 この記事はフィクションです。

今日のミラネコ

「吾輩は猫である。」

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