【桜井】家族の存在は音楽に影響しているのか

Mr.Children・桜井和寿
さんの家族に関する発言から、家族の存在の音楽政策絵の影響をを考えてみます。

●親と子の関係について(2015年)

桜井 「こうあるべきというような決まり事はあまりきめないようにしているかも。できれば子供の成長とともに自分の価値観もグラグラと一緒に変わっていきたいなぁとは思うし。例えば、幼稚園で来月キャンプがあるという時、子供たちも緊張感からか、家の中でイライラする事があったりして、そんな些細な出来事で心はちょっとずつ変わっていくから、それを見逃さないようにとは思いますけど」

桜井さんの子供との関係については、その時々で変わって行くものであり、何か普遍的な価値観は持ってはいないようですね。
ただ、その時々で親子関係を変えていくためには、子供の心の些細な動きを見逃さないようにしているとのこと。
ミスチルの曲にも子供を意識した者がありますけど、曲を作ったときに抱いていた親子関係の価値観が反映している可能性はありそうですね。

●家族はどういう存在ですか(2009年)

桜井 「家に帰ると、こどものお弁当作って、幼稚園の送り迎えしてるような自分だし。でも、『こうあるべき自分の姿』を見せてくれる場所なのかな。だから、その人たちが『えっこの歌、お前と違くない?』とか『嘘ない?』って言われるような歌は、やっぱり書けないので、そういう身近な人がいるお陰で、音楽にも誠実にいられるんだなとは思いますけど。」

家族が鏡となり、桜井さんのあるべき姿を映しだしている…「Mirror」ですね。
桜井さんは、歌詞は、考えていることよりもっと心の奥深くにある思いだ敵なことを言ってますが、それも桜井さん自身の中に確かに存在する嘘偽りない思いであることには違いないんですよね。
その思いを書いた歌詞は、桜井さんをよく知る身近な人からしても嘘がないものでありたいというんですね

普段の桜井さんと歌詞については、こんな発言もあります(2010)。

桜井 「素で言えないことは歌詞でも書きかねるかも知れないです。でも、わかんない、歌詞を書きすぎて、普段の自分が麻痺してんのかも知れないですけど(笑)ものすごい臭いことを平気で言えるようになっちゃってるのかもしんないですけど」

ミュージシャンの中には、楽器を奏でてるから、メロディーがあるから、好き勝手なこと・普段言えないことも歌えるというタイプの人もいるようなんですね。
でも、桜井さんは素で言えないことは謡えないのだと。
普段から歌詞みたいなこと言ってるのか。ダンディドン。

親子関係の揺らぎが桜井さんの価値観に影響していそうですし、自分をよく知る家族に聞かせても恥ずかしくない作品にしたいと意識していることから、家族の存在も音楽に影響していそうですね。
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