【ナカケー・JEN】1992年5月10日のこと

1992年5月10日に、アルバム「EVERYTHING」でメジャーデビューしたMr.Children。
「EVERYTHING」には、「何より大切なもの」という意味があり、「このアルバムを大切な一枚にして欲しい」という思いがあるようですね。ミスチルの歴史の第一歩となる、そのアルバムが発売された時のことで覚えていることについて、ドラム・鈴木英哉(JEN)さん、ベース・中川敬輔(ナカケー)さんは、こんな話をしていました(2002年)

JEN 「地元の狛江という場所の…街のCD屋さんあるじゃないですか。デビューする5月10日より前ですけど、そこで、『デビューするんだったな、ポスター持って来い、貼ってやるから』って貼って貰ったんですよ。で、『5月10日に見にこい』って言われて、行きたかったんですけど、自分映ってるわけじゃないですか。非常に恥ずかしくて・・・出、次の日に行きましたね。行って、『おめでとう』と言われて、『ありがとうございます』と言って、『M』の行にある自分たちのを一番前に置いて帰ってきました」

ナカケー 「当日はレコード屋三に行ったのは覚えています。埋もれてるんで、前に…」

埋もれている自分たちのCDを目立つところにおく、22歳のJENさんとナカケーさん、かわいいですね(笑)
今では、お店に特設コーナーが設けられるようなバンドですけど、こんな時代もあったんですよねー。私は、デビューした時のミスチルを肌で感じていないのですが、小林武史さんや鹿野さんの話によると、決して注目のデビューという感じではなかったようなんですね。それが、2年後に大ブレイクし、2017年にデビュー25周年を向かえることになるとは。
ただ、メンバーは、デビューした時から、アマチュア時代から100万枚売るバンドに鳴るということを明確に思ってたようです。


追記
30周年となる2022年にミュージックステーションに出演したミスチル。
歌手のaikoさんから「デビュー当時印象に残っていること」をきかれて、桜井さんはこんなエピソードを話しました。

aiko 「デビュー当時に印象的なことはありますか」
桜井 「結構前すぎて忘れてることも多いんですけど。車乗ってて初めてカーステレオから自分達の曲が聞こえてきて。ちょうどその時練習スタジオに向かう車の中で。ちょうど良いタイミングで練習スタジオに着いたんですよ。そのままエンジンつけっぱなしで、ボリューム大きくして、メンバーを呼んだんですけど・・・間に合わなかった」
JEN 「覚えてる、覚えてる、覚えてます」

これまた初々しいエピソードで可愛いですね。

■関連記事■

▶︎【桜井】CDショップへのリスペクトと親愛 ~I ♥ CD shops!プロジェクトスタート
▶︎ミスチルの売れることへのこだわり
▶︎Mr.Childrenという名前について
▶️Mr.Childrenをミスチルと呼ぶということ
▶︎ミスチルのバンドメンバーが変わらないということ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?