ミスチルのバンドメンバーが変わらないということ

Mr.Childrenがデビュー20周年を迎えた2012年、バンドメンバーが変わらないことについて問われています。


>20年間メンバーが変わらないのは凄いことなのではないかと思いますけど?
桜井 「それを考えたこともなかったです。それをすごい事ともあまり思わない・・・。」
JEN 「そう、思わない」
桜井 「ま、ルーティーンですからね(笑)」(これらのやりとりの前に20年目のミスチルの活動を「楽しいルーティーン」と例えていた)
jen 「ルーティーンだからっ(笑)。逆に周りの人が変えると、あっそういう形もあるんだなっておもうくらい・・かなぁ」
>いい距離感ってこと?
jen 「ええ付かず離れず。だって
プライベートもそんなに知らないですもん」
>飲みに行ったりは?
JEN 「中川とたまに行きますけど、そのくらい」

1989年にMr.Childrenが結成されてから脱退も加入もなく、ずっと子のメンバー、桜井和寿・田原健一・中川敬輔(ナカケー)・鈴木英哉(JEN)、ですね。
プライベートまでベタベタしている訳じゃなさそうですし、あまり会話もないようなんですよね。

でも、音楽的なつながり、バンドの絆は深くて、お互い信頼し合っています。たぶん。
特にセッションするとき、バンドの絆を感じるようです。

桜井 「メンバー同士の会話は無くなっているんだけど、音楽でのコミュニケーションというのは、言葉以上に取れていて・・曲ができて『こうしようよ!あーーいう風にしよう』という言葉より前に音楽で反応できるような、そういうバンドに20年目にしてなっているような気がする」
JEN 「おじいちゃんがご飯食べ終わった後に黙ってもお茶が出る。そんな感じかな?」

JENさん、そういうとこだぞ。我らが好きなのは。
しかしながら、これまで、衆議院かってくらい定期的にミスチル解散説が出てましたよね。確か、この発言をした20周年のときも解散説があったと思いますけど、当然ガセでした!
アルバムQのあととかバンドの今後について悩んだ時期もあったようですけど、バンドに献身的なあの4人だから、20年以上もバンドとして続いているんだと思います。
いい4人組ですよね。
どう良いか具体的に言葉で言うのは難しいですが、あの4人の空気感というか、雰囲気というか、いきふんと言うか、“あの感じ”が良いのですよ。

【追記】
30周年を迎えた2022年。
ナカケーさんは『今でも進行形なのは奇跡』と言いつつ、「誰かが死ぬまではこのバンドを続けたいというのが根っこにある」と述べました。
寡黙なナカケーさんですがバンドに対して熱い想いがありますね。
さらに、4人でこんなやり取りもしています。

桜井 「人生の中でも一番長くいるじゃない?」
JEN 「そうだよ。50農地の30年でしょ。その前から含めたら18ぐらいからいるから」
田原 「いやいや、もっと前からだよ。私たちべたしたら13ぐらいから一緒だから」
ナカケー 「40年ぐらい」
JEN 「二度とこういう人たちは出てこないぐらい長くいますもんね」
桜井 「奇跡的な巡り合わせだと思うし。そう思えるのは今があるからだから。うまくいかないで解散してたら、『あの4人は良い巡り合わせだった、奇跡的な』なんて思わないし」
JEN 「続いてるからこそ。しかも、有難いことにまだ進行形でいられるという。そこはすごく大きいと思うし。そういう意味でもミラクルでございますね」

30周年のアニバーサリーツアーのタイトルは「半世紀へのエントランス」でしたね。
50年へ向けての入口で、ここから新たな一歩が始まる。
まだまだバンドは、奇跡は続きそうですね!

桜井さん、田原さん、ナカケーさん、JENさんは、黄金の4人組(カルテット)です

桜井さん、田原さん、ナカケーさん、JENさんは、黄金の4人組(カルテット)です

2回言ってみました。


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