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2月11日は何の日?

今日は祝日。
お休みの日だし、天気もいいしということなんでしょうね。緊急事態宣言が出されているということを忘れるほど、たくさんの人が街を行き交う景色を見ながら...。

今日、2月11日は何の日でしょう?

まあ、建国記念日という日なのですが、日本のキリスト教では違う意味があります。信教の自由を守る日ということなんですね。

信教の自由。そんなこと当たり前なんじゃないの?と思う人もいるとかと思いますが、今の時代、世界を見るならば、そうとも言えない現実があることに気が付きます。

そして日本も少なくとも約400年前には、日本二十六聖人の殉教に代表されるように、キリシタン迫害というのがあった国であることは確かです。

日本二十六聖人の中にフェリペ・デ・ヘススという人がいました。
26人の中で最初に処刑され、殉教した人と言われている人です。
この人はメキシコ生まれのスペイン人で、24歳のとき、豊臣秀吉の時代に、意図せずに、船で日本に流れ着きました。その結果、思いがけず、歴史的な大事件に巻き込まれます。
そして、1597年2月5日、長崎の西坂で殉教していくことになりました。
メキシコでは、そのことがあってからしばらく、2月5日を「国民の祝日」と定められるほど、ヘススはメキシコでも有名な人物となりました。

私たちの教会で作られたヘススの話の動画がありますのでぜひご覧ください。

信教の自由というものがなかった日本で実際に起こったこと。
日本の宣教のために命をかけて、喜んで天に帰っていったヘススの感動の話です。


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