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異次元の少子化対策が移民になる理由 その3

もう一度、最後に駄目押しとして、今回の異次元の少子化対策が出生率upにつながらないことを説明していきたい。これらは少子化対策ではなくて、フェミニズム政策(働く女性支援)であり、財政面と晩婚化の両面から必ず移民になる。

私は今回の政策で、十年以内に移民をどんどん入れることになると確信した。賭けてみようか?今回の政策で2030までに出生率が人口維持に必要な2.06に届くかどうか?90%以上の確率で無理だと思う。論理的に考えられる人間ならその結論に至るはずだ。

今回の政策は1990年代からとられている政策と全く同じ、またはその延長線上にある、働く女性支援、女性のみ支援、フェミニズム支援なのである。男性を犠牲にしてな。

自民党の少子化対策に対してしばしば、こう言われる。「今まで30年間何してたんだ!」

いやずっと「少子化対策」やっていたよ。フェミニズムに言いなりの少子化対策を。そもそもこれまでの男女共同参画政策やフェミニズム政策は少子化対策を口実にずっと進められてきたのだ。

90年代や特に男女共同参画基本法1999年にできてからの2000年代は、ひたすら「女性の社会進出が進めば出生率は改善する」「だから、女性のキャリアと高学歴化を進めることが少子化対策」「働く女性支援 女やフェミに税金を大量に使え」が呪文のように言われていた。

一般的な男性からは、「いや逆相関だろ。女の社会進出が進めば晩婚化と少子化は進むだろ」と批判されても、その男性らを女性蔑視主義者と攻撃して黙らせ、例の「北欧とフランスを見習え」という、移民率を知るまでみなが騙されてきた標語を使い、少子化対策をフェミ支援に入れ換えてきた。その結果、少子化対策を名目に予算を作っても、それをフェミニズムに使われ、出生率は上がるとごろか悪化の一途をたどってきた。

女性が高学歴化して、社会進出をして、正社員になり、給料が男女平等になり、さらに同性婚が認められ、夫婦別姓とシングルマザー支援がされ、ただし共同親権は認めず、母親が単独親権を得ていれば、少子化は解決すると言っている。

イデオロギーに頭が、侵食されていない限り、全部少子化につながると誰でも気付くだろう。

さらに、マスキュリズム、つまり男性の人権を支援する立場からするとそもそもこれで仮に出生率が回復したとして、福祉を全て女に移転して、男性を見捨てるただの男性差別で論外なのだ。もっとも、それ以前にまず、少子化対策にもならないのだが。


自民党も今回の麻生太郎のように、「いや晩婚化と女の社会進出が原因だろ」という、ある意味普通の感覚の男性はいたが、ことごとくフェミニズムにキャンセルされてきた。今回、ひたすらフェミニストから叩かれているように。これは、もう何十年も同じやりとりが続いているのだ。たちが悪いのは、自民党の女議員も実際はウヨフェミみたいな、ジェンダー政策ではフェミニストと大して変わらない女性の利権主義者なので、この意味のない少子化対策という名のフェミ支援・男性差別政策をひたすら支持してきたのだ。

自民党は、女の議員を内部に半数抱え込んだ時点で、フェミの犬と化しているので、アンチフェミ政策はできない。立憲民主と共産党はコラボ騒動で明らかなように、イデオロギー的に男性を特権者とみなして、男性の弱者は見殺しにして、女性支援にひたすら税金を使おうとする外道。つまり、右も左も男性の人権を守る上では役立たずなのだ。

それでも消極法で、弱者の男性は自民党・保守系に入れるしかないだろう。自民党や保守系が男性を助けてくれることはないが、左派系はバラモン左翼と化して、貧困層の男性を守るどころか、「男である時点で高収入な女性よりも特権がある」「さらに女に利権を渡せ」と言ってるわけだからな。特に共産党に俺は心底がっかりした。

以下の悲しい意見に同意しかない。

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