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制限をつけた練習が効果的!【水曜日のnote138】

テニスの練習メニューは割とマンネリ化してしまうものです。

シンプルなメニューを続ける事も必要ですが、ずっとそれだと飽きてしまい、モチベーションの低下に繋がってしまいます。

メニューを新しく変えてもそんなにたくさん思い付くのも難しいと思います。

そこでオススメしたいのが、「制限付き練習」です!

制限付き練習とは?

自由にラリーするだけでなく、例えばスライス禁止や、必ずサーブ&ボレーからスタートなど、何か決まりを作って練習します。

そうする事で、スライスを使えないならどうしよう?サーブ&ボレーにはどうリターンしよう?など、自然と考えてプレーする事になります。

いくつかありますが、3つ紹介していきます!

縛り系

例えば...
・サーブ&ボレーから
・スライス縛り(両方、片方)
・ストレート展開したら(されたら)フリーポイント

片方もしくは両方の選手に何かしら縛りを与えてポイントやラリー練習をします。

例えばサーブ&ボレー縛りでポイントをするなら、
サーバーは
・どんなサーブを打てば上手くボレーできる?
・サーブのコースとボレーのコースは?
・どういう姿勢でボレーすれば良い?

レシーバーは
・どうリターンすれば相手はやりづらい?
・センターにリターンしてその次で勝負かな?
・リターンダッシュしてみるか?

など、それぞれ考えてプレーすると思います。

普段やらないプレーなら尚更考えるため、新しい刺激が入ります。

もしかしたら自分に合ったプレーが見つかるかもしれないので、ぜひやってみましょう!

インセンティブ系

例えば...
・ネットプレーでポイントを取ったら2点入る
・ノータッチエースでポイントを取ったら2点入る
・ネットミスは相手に2点入る(逆インセンティブ)

何かしたらご褒美的に何かが入るような制度の事を言います。

例えばネットプレーでポイントを取ったら2点入るルールでポイント練習をするなら、
・すぐ前に出てボレーかスマッシュで決めよう
・ネットプレーをする前提でストロークラリーしよう
・2点入るなら普段やらないけどボレーしてみよう

という考えになるかと思います。

もちろんネットプレーをしないでストロークラリーで1点ずつ取るのもOKですが、2点入るなら少し挑戦してみようと思いますよね?たぶん。笑

縛り系のメニューと同じく、自分に合ったプレースタイルの発見に繋がるかもしれません!

嫌だ、苦手だと消極的にならず、少し挑戦してみようと思うきっかけ作りには良いと思います!

ディベート系

例えば...
・攻め中心でプレー vs 守り中心でプレー
・スライス vs スピン
・声出す vs ポーカーフェイス

それぞれ立場を明確にした上で戦うというメニューです。

例えば攻め中心 vs 守り中心なら、
攻めの人は
・攻められるようにしっかり足を動かそう
・色んな球種でバリエーションを出そう
・攻めだけど雑にならないように丁寧にやろう

守りの人は
・ループボールで時間を作ろう
・スライスも多用して省エネしよう
・基本はクロスでたまにアングルかな?

普段は守り中心のプレースタイルの人が、練習では攻めの立場でやらなければならない時は、特に良い練習になります。

普段と違うプレースタイルをやる事で、より視野が広がりますし、体験してどこが強みでどこが弱いのかも分かり、試合での対処法もイメージが湧いてくると思います。

また、声出す vs ポーカーフェイスも面白いと思います!

普段は決まったら「カモン!」と言うタイプの人が、あえてポーカーフェイスで静かにプレーする事で、新たな発見があるかもしれません。

ミスして「あー!」と乱れてしまうクセも、ポーカーフェイスをやる事で意外と解決できてしまうかもしれません。

普段やらないけど練習でその立場になってみるというディベートのような練習は、割と試合に生きる発見が多いと思いますので、ぜひやってみてください!

まとめ

制限付き練習は、慣れないうちはなかなか不思議な練習だなとしか思わないのですが、やっていくうちに試合に繋がる大切な事が学べるようになると思います。

制限がある事でより何か考えてプレーするので、プレーの幅も広がりやすくなります。

ぜひお試しください!

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