20170902070901マーフィー

人生を達観したような名言集

今回は「マーフィーの法則」から名言を紹介します。

「マーフィーの法則」とは、アメリカや日本で何度かブームのあった主として経験に基づいた教訓をユーモアを交えながら、時には哀愁たっぷりに「経験則」について書かれた本です。

本の由来は、アメリカで宗教家、著述家として活動し、1981年に亡くなったアイルランド出身のジョセフ・マーフィー氏の著作のパロディーだそうです。

パロディーではありますが、人生を達観したような名言も多く、皆さんの心に刺さるようでしたら光栄です。

ジョセフ・マーフィー氏は、潜在意識や積極思考(ポジティブシンキング)など、要するに心の持ちようによって金持ちになれると説く、現代のインフルエンサーに近い人だったようです。


《ウォルターの法則》

暇があれば、お金がない。 If you have the time, you won't have the money.

お金があれば、暇がない。 If you have the money, you won't have the time.


《ヒグドンの法則》

良い判断力は、辛い経験によって培われる。

その経験は、判断力の悪さから生ずる。


《新規採用についてのロスタスの理論》

1.内部の人材より、外部の人材がよく見える。

2.新規採用は、経験より可能性にかけることである。


《ピーターの考察》

超優秀な人物は、無能な人物よりも不快である。


《混乱方程式》

もっとも必要としている物や情報は、もっとも入手しにくい。


《マネジメントの真実》

綿密に正当化しなければならないような行動は最初から慎め。


《ジョンの担保の法則》

融資を受けるためには、まず融資が必要でないことを証明しなければならない。


《権力についてのフォックスの言葉》

優秀の陰に傲慢あり


《ミラーの法則》

水たまりの深さは、深みにはまってみるまでわからない。


《クラークの第2法則》

物事の可能性の限界を発見する唯一の方法は、限界を超えてみることである。


《ロミンガーの学生のための規則》

1.科目名が一般的であればあるほど、得るものは少ない。

2.科目名が専門的であればあるほど、つぶしがきかない。


《トレーシーの時間についての考察》

良い時はたちまちに過ぎ去り、悪い時は永遠に続く。


《ティーセンの芸術の法則》

偉大な芸術家は、すでに死んでいなければならない。


《報道の真実性についての法則》

1.状況を詳しく知っていればいるほど、報道内容の誤りがよくわかる。

2.状況を知らなければ知らないほど、報道内容を鵜呑みにする傾向がある。


《デイビスの法則》

記事の見出しがクエスチョンマークで終わっている場合には、その答えはノーである。


《トムズの幸せな結婚生活》

結婚生活の長さは、結婚式の費用に反比例する。


《マーフィーのハズバンドの第2法則》

自分が妻にあげるプレゼントは、隣の主人が妻にあげるプレゼントに絶対かなわない。


《個人主義者の法則》

他人がしていることを本当に気にしたり理解している人は少ない。


《ジョーンズのモットー》

友は来ては去り、敵は集まる。


《ダイクストラの法則》

誰もが誰かにとっては変人である。


《「人生の道」の法則》

すべてが自分に向かってくる場合は、反対車線を運転している。


《キットマンの法則》

テレビの中では、本当のたわごとは、ただのたわごとに勝つ。


《人生の法則》

やりたかったことをやりはじめると、別のことがやりたくなる。


《道程病理学の第1法則》

踏み固められた道は、おうおうにして進む価値がない。


《フェインバーグの原理》

思い出は持ち主次第である。


《ベラの第1法則》

眺めているうちに、いろいろ気づいてくる。

《ベラの第2法則》

人気者はやがて嫌われる。


《キングコールの考察》

人生とは、前向きに進むしかないが、後ろ向きにしか理解できないものである。


《考察の法則》

近くで見ると遠くから見た時ほどよく見えない。

あるいは、遠くから見ると、近くで見た時ほどよく見えない。


《マーフィーの法則》

みんなが見ている前では奇跡は起こらない。


《マーフィーの法則》

「眠りに落ちる気持ちよさ」は、「眠ってはいけない度」に比例する。


《マーフィーの法則》

水でさえ人の指示で飲むとまずい。


《マーフィーの法則》

起こる可能性のある事は、いつか実際に起こる。

If it can happen, it will happen.


「マーフィーの法則」には、経験したり失敗したりして初めてわかる「経験則」がたくさん書かれている。

しかし、それらが事実かどうかという観点では必ずしも事実とは限らない。

例えば、「洗車しはじめると雨が降る」というのは、客観性を欠いた主観的な見解だ。

人間は物事をすべて冷静に客観的に見たり判断できる訳ではない。

「認知バイアス」など思考する過程に癖が生ずる。

しかし、それも含めて人間というのはそう考えがちなんだということが本当だとすると、それらは人間にとって真実だ。

事実というのは目に見えるものに対して使う言葉であり、真実とは目に見えないものに対して使う言葉である。



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