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住宅にかかるお金の種類と内容

住宅にかかるお金(都市計画税、固定資産税、住宅ローン)について

 学生の皆さんは上記の住宅にかかるお金のご存じだろうか。私は固定資産税や住宅ローンは耳にしたことがあるが、都市計画税は初めて知った。今回はこの3つを簡単にまとめて、さらに現在私が住んでいる家には住宅ローンがあるのか、あったとしたらどの程度の返済期間や金額があるのかなどを以下に記載する。

都市計画税としけいかくぜい

都市計画税とは、毎年1月1日時点における市街化区域内の土地・家屋の所有者に課せられる税金です。

都市計画事業や土地区画整理事業に必要な費用に充てるために設けられた目的税であり、市町村(東京23区の場合は東京都)に対して納付する地方税のひとつに該当します。徴収方法は、固定資産税と同様に、納税通知書が送られてくる「普通徴収形式」とされている点にご留意ください。

 引用元:「都市計画税」とは?固定資産税との違いや計算方法、軽減措置について徹底解説!

 都市計画税とは都市計画施設(道路や公園、水道、ごみ処理場など)の整備や土地区画整理事業(土地の区画を整備したり、公共施設の新設など)を行う市町村が、その事業をするときに充てるため税金のことである。都市計画税は税金の使い道が定められていない所得税や法人税、固定資産税、自動車税などの普通税と違い、市町村の発展のために使うという目的がある目的税の一種だ。また、都市計画税は都道府県ではなく市町村に税金を納め(東京都23区は都税として納税)、2021(令和3)年4月1日現在では日本全体で約3分の1の市町村が課税をしている。
 納税義務者は都市計画税を課税している市町村の土地や家屋を所有している個人・法人が対象となっており、都市計画税の納付書類は4月から6月頃にかけて市町村から送られてくる。

地方税体系 法務省より引用

参考元URL:法務省HP 都市計画税


固定資産税こていしさんぜい

固定資産税は、毎年1月1日時点で住宅やマンション、土地などの固定資産を所有する方が支払う税金です。地方税であり、納付先はお住いの自治体となります。

固定資産税の対象は「土地・家屋・償却資産」です。土地は田、畑、山林、牧場などが該当し、家屋には住宅、店舗、工場、倉庫などがあります。償却資産は土地や家屋以外の事業用資産のことです。例えば、会社のパソコンやコピー機、工場の機械設備などが該当します。

また、固定資産税は固定資産税課税台帳に登録されている方が所有者とされ、納付する税金です。居住していなくても、所有者と認められれば支払う必要があります。

引用元:固定資産税とは?金額が決定する流れや初めて支払う人が気になる疑問も解説

 引用の通り、固定資産税は土地や家屋、償却資産しょうきゃくしさんの固定資産を所有している個人・法人が支払う税金のことである。固定資産税は普通税で、主に税収は公共施設の整備のほか行政サービスにも使用されている。
 ※償却資産とは土地及び家屋以外の事業の用に供することができる資産のこと。
 また、固定資産税で注意しなければならない点は「地価の高い地域ほど税額が高くなる」「マンションにも支払い義務がある」の2点だ。1点目は文字通りの意味だが、2点目には少し説明をしなければ理解しづらい。マンションを賃貸契約ではなく購入した場合、次の納期に固定資産税を納税する必要がある。また、マンションの固定資産税は土地と家屋の両方に課税され、木造住宅より耐用年数が長い場合が多いため税額が高くなる傾向がある。

 固定資産税と都市計画税の共通点は、毎年1月1日時点で対象物を所有している人が支払う税金であることと市町村に納税すること、納税通知書が市町村から納税義務者に対して送付されること、支払い方法が様々でクレジットカードや電子マネーだけでなくスマホ決済アプリも使用できること等だ。


○住宅ローン

住宅ローンとは、マイホームの購入資金を金融機関から借りることです。
お金を借りる人は金融機関に対し、借りた金額(ローン元金)とは別に「利息」を支払う必要があります。
この元金と利息の合計額を、毎月少しずつ返済していくのが住宅ローンです。

引用元:【図解】住宅ローンの仕組みや種類をわかりやすく解説!

住宅ローン返済額=ローン元金+利息

住宅ローンには金利の種類が3つ存在する。

①固定金利 ②変動金利 ③固定金利期間選択型

 ①固定金利とは、借入れ当初から返済期間終了まで、金利の変わらない金利を指す。毎月の返済額が一定で金利変動を機にする必要がないが、ほかの金利と比べると金利は高めに設定されている。
 ②変動金利とは、借入れ時点の金利が、半年に一度見直される金利を指す。ほかの金利と比べて金利が低めに設定されており、1⃣元利均等返済がんりきんとうへんさい方式の場合のみであるが契約者の返済負担を抑える「5年ルール」や「125%ルール」などが存在する。また、支払い切れなかった金額の利息は、未払い利息として将来に繰り越されることになる。
 ③固定金利期間選択型とは、借入れから一定期間だけ金利が固定される金利を指す。金利固定期間は自身の収入などに合わせて選択することが可能。また、固定期間終了後は金利の種類(②か③)を選び直す必要がある。ほかにも②のような「5年ルール」や「125%ルール」は適用されないことも気を付けなければならない。

金利のほかにローン返済方法にも種類が2つある。

1⃣元利均等返済がんりきんとうへんさい 2⃣元金均等返済がんきんきんとうへんさい

 1⃣元利均等返済がんりきんとうへんさいとは、元金と利息の割合は変化するが、返済額が一定になる返済方法だ。2⃣元金均等返済がんきんきんとうへんさいと比べると、元利均等返済のほうが住宅ローンの総返済額は高くなるが、返済額が変わらないため1⃣のほうが一般的に選ばれやすい。
 2⃣元金均等返済がんきんきんとうへんさい
とは、一定の元金を払っていく返済方法である。元金の残高に応じて利息が変わっていくので、毎月の返済額は少しずつ減っていく。また元金の減りが早いため、元利均等返済よりも住宅ローンの総返済額は少なくなる可能性がある。

さらに住宅ローンには3つの種類がある。

⑴公的融資 ⑵私的融資 ⑶フラット35

 ⑴⑵は字面から推測できるので省略する。⑶フラット35とは、民間金融機関と住宅金融支援機構が提携し提供する住宅ローンで以下の利点(引用)が存在する。

  • 質の高い住宅への融資を目的としているため、独自の物件検査に通る必要がある

  • 契約者の年収や職業基準が優しく、自営業、非正規雇用者でも利用しやすい

  • 全期間固定金利なので、返済期間中は金利が一定

  • 「買取型」と「保証型」があり、それぞれ仕組みは異なる

  • 買取型の場合、団体信用生命保険(団信)の加入が任意


最後に
 以上のことを学んで、私の家の住宅ローンはどうなっているのか調べる。
私の家の住宅ローンは②変動金利で、返済金額が変わっていないことから1⃣元利均等返済がんりきんとうへんさいであることがわかる。住宅ローンの種類は半年に一度送られてくる「ご返済予定表」には記載がなかったので不明である。また、利率は1.975%で利率に変動はないようだ。母によるとローンを組んでから利率は変わっていないそうだ。そして返済期間は35年でようやく半分返済したかどうからしく、完済への道のりは長い。
 今回のnoteを書くにあたって、新しい知識が増えたとともに自分の住んでいる家がどのような状況にあるのか知ることができたので良い経験になったと思う。

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