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オリジナル曲に価値を持たせる方法~うまくいかないことも楽しめ!~

今回は作詞や作編曲など、楽曲制作をしている方向けの話をします。

曲を作る動機って十人十色であって、人それぞれ違いますよね。

しかしある程度音楽の仕組みが理解できてきてそれなりの曲が作れるようになってくると、やはり誰しも自分の作った曲の価値観について考えることも少なくはないでしょう。

そこで本記事では自身で手がけたオリジナル曲の価値の持たせ方について書いていきます。

この記事がDTMなどの楽曲制作のお役に立てば幸いです。

それではいきましょう!

1.曲のクオリティを上げる

まずは楽曲自体のクオリティを上げるという話です。

楽曲のクオリティの上げ方として考えられることは

・楽曲の構成(メロディやコード、リズムなど)の質を上げる
・楽曲トラックのミックスやマスタリングの品質を上げる
・レコーディングする際の録音方法の質を上げる
・ボーカルや楽器をレコーディングする際の質を上げる
・楽器や機材などは高品質なものを使用する

大体こんなものではないでしょうか。

上記の4つは書籍などで勉強したり、はたまた自身で試行錯誤して努力の積み上げ次第でなんとかなる内容です。

5つ目の楽器や機材に関しては費用がかかりますが、
これを投資とみて後で事業化して回収するのもありですね。

とはいっても、音楽ってエンターテイメントなので、
いくらレベルの高い曲が作れたとしても特にYouTubeなどでは埋もれてしまって誰にも見向きをされないなんてのはザラにあることです。

なので上記5つはもちろん重要なのでそれもあわせて切磋琢磨していくことはやっていくべきですが、それだけでなく自分にしか作れない曲とはなにかどういった音楽をやっている時が一番楽しいのか、もしくは幸せを感じるのかについて貪欲になってください。

やりたいことをやっている人間は勝手に成長します。

つまり楽曲制作を純粋に楽しめれば自ずと技術や知識もついてくるので楽曲のクオリティもどんどん上がっていくわけです。

そうしていく内に少しずつでも認められていけばやりがいはありますよね。

2.歌詞の説得力を上げる

歌詞を書く際の話です。

歌詞って特に日本人にとっては下手すれば曲より重要なものになってくる場合もあります。
実際、楽曲コンテストや楽曲コンペでも歌詞の良し悪しで曲が採用されるかどうか左右されることも多々あります。

なので作詞をする際に是非とも考えてほしいのが、
書いた歌詞の内容にどれだけ説得力があるかどうかについてです。

そして言葉に説得力を持たせるのに重要なのは共感させることも含まれます。

歌詞としてリスナーを惹きつけるのはやはり歌詞に共感させて歌の世界に引き込む→引き込まれた歌詞の内容にに説得されて勇気や元気をもらえるなど、心を鷲掴みにできれば作品として価値があるということになります。

真面目な内容でなくても、
電波ソングやお店のテーマソングなどでも同じことで、曲を聴いてくれた人の心を惹きつけるような遊び心のある歌詞だとやはり人気が出ます。

それは語呂が面白かったりだったり、言葉遊びが秀逸だったりといろいろありますが、ここでも重要となってくるのがまずは自分が書いていて楽しくなるような歌詞であることが必須です。

曲に詩を乗せる時も語呂合わせだけで考えるのではなく、
自分が昔悩んでいたことを解決するような内容の歌詞にしてみたりだとか、客観的に考えてどういった言葉を使えば人に喜んでもらえるかなどを想像しながら書いてみるとこれが結構楽しかったりするので是非ともそういった価値観についても考えながらやってみてください。

3.実績を作る

実績作りはやはり必要です。

実績として重要になるのは第三者に認められることです。

具体的に言えば

・楽曲コンペで曲が採用される
・楽曲コンテストで入賞する
・再生数を稼ぐ(動画など含む)

などがあります。

楽曲制作をやっているのであれば上記の3つに関しては力試しがてら全部やってみてください。

やってみて失敗したところでリスクはありません。
別に誰かにとがめられることもなければ、財産を失うこともありません。

もしうまくいかなかったのであれば何故うまくいかなかったのかについて考えてみるといいでしょう。仮説を立てるということですね。

するとその立てた仮説に基づいていろいろ試行錯誤を繰り返していくと、やがてどこかで誰かの目に留まります。

それは視聴者の方だったり、コンテストの主催者だったり、音楽事務所のお偉いさんだったりなんてこともありえます。

日々アンテナを張りつつ、積極的にチャンスを掴みに行くことが重要なので是非とも自発的にガンガン行動を起こしていきましょう。

4.曲を作る方法を発信する

例えば私が今書いているようなnoteの記事なんてのは分かりやすい例ですよね。

他にもTwitterInstagramYouTubeTikTokなど、
音楽関係の話や動画などをSNSで発信していくことで自分の音楽活動に価値を持たせるという方法です。

私自身さまざまなプラットフォームでオリジナル曲を投稿したり、音楽についての知識やハウツーを発信しています。

その中で「ためになりました!」や「素敵な曲で元気が出ました!」などの嬉しいコメントをいただくこともあります。

そして楽曲制作をやる上でも誰かに教えるつもりで情報発信するということは自分自身の成長にもつながります。

記事を書くにも動画で発信するにも、教えるためにはなるべく正しい情報を調べておく必要もあり、そういったことで得られる気づきも多いのでそれが成長につながるということです。

是非とも楽曲制作なり、音楽活動をしている方はその際に得られた気づきは是非ともどんどん発信していきましょう!

きっとあなたの知識は誰かの役に立ちます。

5.まとめ

今回は楽曲制作をする中で、自身が手がけたオリジナル曲に価値を持たせる方法として4つに分けて解説してみました。

まとめると

・自分の楽しい気持ちをバネに楽曲のクオリティを上げる
・自分の書きたい歌詞をよく考えて共感や説得力のある作詞をする
・自らチャンスにアンテナを張って試行錯誤して第三者に認めてもらう
・楽曲制作をする中で得られた気づきをSNSなどで発信する

やはり曲を作るのであれば自己満足で終わるのではなく、
それを公表したりした際にどういった反響が得られるのかを是非とも体感してみてください。

もしかしたら心無い言葉や批判的な評価を受けることもあるかも知れませんが、それに負けずに続けた人間にだけ見える世界があります。

日々の音楽活動を楽しんで自分の音楽の価値を高めていってください!

では今回はこの辺で。

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