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未成年のタバコをやめろと言われても。

【相談】高校生16歳女性

こんにちは。ニコチン中毒の女子高生です。親や彼氏からタバコをやめろとめちゃくちゃ言われます。
それがストレスなので、ほんとうにイライラします。

私はいわゆる高校デビューです。中学校までは吹奏楽部で一生懸命に頑張りました。勉強もそこそこ頑張って県内でも有数の高校に受験しましたが、結果は不合格でした。
そして結果的に県内にあまりない私立高校の特別進学コースに進学したのですが、そこには私が中学校時代に頭が悪いと馬鹿にしていた女や、ずっと下のレベルの高校に受験して落ちた女とかがうじゃうじゃおり、私の一生懸命んばった15年間は何だったのか悲しくなりました。

そして私はグレました。どうせ頑張ったって最後の一発勝負で負ければそれまでの努力が泡になるんだったら、もう頑張らなくてもいいやという気持ちになりました。
友達に話したらそれは「逃げだよ」と言われました。人生頑張ったことのない馬鹿にそんなことを言われたことに腹が立ち、地元の不良グループと遊ぶようになりました。

バイクの免許は親が取らせてくれないので、ファストフード店でバイトをして、免許代を稼ごうとしています。
周りの女の子たちはパパ活やキャバクラなどで一日に何万円も稼いでおり、私に誘ってくれますが、元々の私はいわゆる「陰キャ」で、そんなに人と話すことも好きではないので、まだそこまでやる勇気がありません。

話は戻りますが、不良グループに入っていれば当然酒、たばこ、薬はやってみます。薬と酒は使ってみたら気持ち悪くて吐いてしまったのですが、たばこだけはなんだか落ち着く感じがしています。
特に昔は、紙巻きたばこしかなくて臭いイメージがあったと思いますが、いまは電子タバコもあり、私はその香りが好きで吸っているところもあり、人に迷惑をかけている実感はありません。
不良グループの紹介で出会った20歳を超えている彼氏もタバコを吸っているのですが、私がタバコを吸うことに関して反対してきます。親も反対します。ばれたら退学になるとか、法律違反だとかいろいろ言われますが、これまで何も自分の意志で決定してくることはありませんでした。

中学校の部活だって親の言われるまま、何の楽器を吹くかも先輩と先生が決めました。どこの高校を受けるかも、確かに憧れの高校ではありましたが親と先生の希望に沿って受けて、結果落ちて併願は実質いまの高校以外考えられないので(ほかの私立高校は馬鹿すぎて死にたくなるので)、今の高校に落ち着きました。

だから、高校に入って私の人生は私が決めたいと思いました。不良グループに入るために友達に不良グループの友人を紹介してもらいたいと思ったのも私でした、頭の悪い年上の彼氏と付き合うことを決めたのも私、たばこを吸うことを決めたのも私です。法律違反なことも、依存症になることもわかっています。
でも、高校になってから決断したのは全部私なんです。すごくいま人生が充実しています。だから、学校の授業だって周りが特別進学コースといっても公立高校を落ちた馬鹿ばっかりだから、正直かえって宿題なんてしなくても授業さえ聞いていれば上位を取っています。

進学実績を出したいのか、高校の先生たちが特別進学コースの中でも選ばれた人しか行けない、東大とか医学部とかを受験するための特別クラスに行くことを進めてきますが、結局進学実績を出したい先生たちのエゴだってことは見え見えで私のことなんて全く考えていない。
私はいま、本当に楽しくて幸せなんです。だから、受験なんてしたらまた私は人の意見に従って、自分を殺してしまうことになる。

別に東大とか行かなくていいんです。それなりに授業聞いてれば、馬鹿な先輩たちでも入れるような地元の国立大学くらいは行けます。それで十分なんです。といいますか、大学に行ってやりたいこともありませんし、毎日酒飲んでバイトしてるだけのおバカ集団の中には入りたくないんです。
最後まで、自分の意志で生きていきたいんです。

だから、たばこは辞めたくないんです。親に家を追い出されても、彼氏に捨てられても、学校にばれても、自分で決めた大事なものだから辞めたくないんです。

私は何か間違っているでしょうか。
アドバイスをお願いします。

【ななにいに@メンタル兄貴の回答】
タバコ、やめる必要がないと思いますよ。
依存症でもなく、周りに流されてるわけでもなく、社会に対する反抗期でないと、自分の胸に聞いてみて、それが真実だったら、そのままあなた自身の意志を尊重した方がいいと思います。

周りに人のアドバイスは短期的にはそっちの方がよかったということもありますが、長い人生で見たら自分で決定したという事実があなたの足跡を形作ります。

それはそれとして、あなたはご自身では気づいていないかもしれませんが、若干他責の部分があるので、その点に関してだけアドバイスをさせていただきます。
物心がつき始めたあたりからの、あなたの環境はすべてあなたの責任ですからね。それはご理解されてますか?

公立のそのまま行ける中学校に進んだのはあなたの責任ですからね?ご自身で研究して都会のもっと馬鹿が少ない私立に行くことだってできました。
吹奏楽部だって、あなたが嫌と言ったり途中で退部すれば、あなたは不本意な楽器を吹く必要がなかった。先輩がこの楽器を吹けと言ってあなたはしぶしぶ従ったのかもしれませんが最終的に「はい」と言って従ったのはあなたですからね。
どれだけ理不尽な状況になったり、なかば脅されたりしながら決定を迫られても「はい」と従ってしまえば、あなたが決定したことになります。まだ、あなたは高校生ということで、未成年ということでその「はい」が周りの力で取り消されることはあります。
でも、たとえ自分の意志で決定したことが大きなトラブルを招いてしまって周りが「未成年だから」ということで守ってくれて時、あなたはホッと安心したと同時に大きな無力感を感じると思います。そして、その無力感をそれでよかったんだと自己正当化したときから、あなたは他人の力、世間の力に頼って守られる様な生き方をすると思います。
別にそれはそれで生き方としてはアリなんですが、結構醜いです。何かに守られながら、依存しながら生きていくということは、自分の力ではどうにもならない範囲のものに守られ生きていくということです。不満がめちゃくちゃ出てきてメンタルやられると思います。
例えば、過干渉な親、学校の先生、不良グループ、彼氏、これらはいわば全部他人であり、あなたの力では変えることは難しいですし、変えようとすれば自分の意志に他人が干渉してきたということになりあなたはひどい抵抗にあいます。結果的に「親が反対したから・・・」とか「先生がこの大学行けっていうから」とか「彼氏が結婚してくれるっていうから大学行かずにフリーター続けたのにまだ結婚してくれない」とか、めちゃくちゃ他人に頼ることになります。周りにこういう人でも実際結構いません?結構ダサいですよね?

「親と先生がこの高校受けろっていうから受けたけど、落ちたから仕方ないから県内で一番まともな私立受けて入学したわ」的な感じであなたは言いました。これは完全に脳死です。
だって、公立高校受験一発勝負に負けたらもう今通ってる高校しか行くところがないってわかってたはずですよね?それだったら、ほかの可能性を探して県外の超レベル高い私立高校の併願受験とかも考えられたはずですし、それをやっていくうちに新しい気付きがうまれて新しい道があったはずなのに、あなたは先輩たちのあとを追って、先生や親が知らない世界を探さなかったので、いまの高校に入学してあなたは不満をタラタラお話ししているわけです。
でも、志望していた高校に入学しなくてよかったと思いますよ、長いあなたの人生を思えばですが。
仮に、公立高校にそのまま入学したら学費は安くて地元の進学校に入ったということで、あなたの人生には全く責任を取ってくれない親、友達、先生から称賛されることでしょう。でも、そのまま人の意見に左右されて他人の人生を生きることになっていたと思います。

さて、たばこの話に戻ります。あなたはタバコの危険性も、今あなたが吸うことの違法性もご理解されていると思います。周りが吸ってるから私も吸ってるということでなければ別に吸ってもいいと思いますよ。
ただ、たばこに限らず、すべて自分の責任で考えてください。成人年齢も20
歳から18歳に引き下がりました。あなたはもう成人、一人前の人間としての一歩を踏み出そうとしているのです。

タバコを自分の意志で、自分の責任で吸っている高校生というのはほとんどいません。捕まったとき「友達にすすめられて吸ってました」とか「なんとなくスリルがあって」とかみんな言うわけですが、警察や先生や親にばれてとがめられたとき、トラブルになったとき、あなたがすべて自分の責任として処理されることを期待します。
大体の高校では1回くらいタバコ見つかっても注意と親召喚くらいで済みますが、2回目で停学で指定校推薦は受けられなくなり、3回目は退学のようなイメージがあります。それは、いわゆる偏差値の低い高校ほど罰が厳しくて態度によっては一発退学ということもあります。
先生から東大クラスをすすめられているあなたは一発退学ということはないと思いますが・・・。
とにかく、警察に捕まっても、彼氏が離れても、親がガミガミ言ってきても、あと一回見つかれば退学ということになっても、あなたはあなたの意志で生きることをすすめます。
未成年喫煙を認めたり、すすめているわけではありません。高校生であっても自分の意志で人生を歩むことを強くすすめているわけです。

自分の意志に従って生きて退学になったっていいじゃないですか。大学行かなくったっていいじゃないですか。
「もし、私が今の境遇を他責で言うとしたら」、「部活が高校になって全然伸びなくて、先生と親が勧めるから頑張って受験勉強して志望大学に入学したけど、周りの奴らが酒くらいの飲めないといけないっていうし、人と話すのが苦手だから脱ぎ芸とコールで飲み会を制してて、それで変な飲み方を覚えてしまって酒の量が増えて、30歳くらいから仕事のストレスの量と酒の量がやばいことになってきて、気づいたらお医者さんとカウンセラーがすすめるがままいまアル中の病院に入院してるよ。もうこの先よくわかんねえ、とりあえずハロワでも行くかね。」
まあこんな感じになると思います。クソかっこ悪いよね。最終的に大学行くこと決めたのも私、出願大学決めたのも私、勉強したのも私、合格大学に行きますって親に入学金払ってくれることをお願いしたのも私、勧められて酒飲んだのも私、会社選んだのも私、ストレス高い状況を招いたのも私、アル中の病院の任意入院の契約書に判を押したのも私、先生、医者、親、先輩はいろいろ言ってきたり、あおったりしてくるけど、最後に最終決定をしたのわ私なんです。その時に情報が少なかったとか、雰囲気がとかいろいろあるけど、最終決定者であり、全責任をとるのは私なんです。

「全部、私。」

興奮して長く書いてしまいましたが、あなたに伝えたいのはその言葉だけです。
あなたはまだ若い。目先では地獄のようなことがどんどん発生するクソみたいな人生になるかもしれないけど、そのクソだらけの道を歩いて、その通った後のクソ道を残念がるのも、一面お花が咲き乱れる道に変えるのかもあなた次第なんです。
私も、言うは易し行うは難しなのですが、このように助言させていただく立場として、私自身も自責で行動していきたいと思います。

一緒に頑張りましょう。
人生は自責ですが、決して孤独ではありませんから。

悩んだらまたご相談ください。

ご相談、ご質問はななにいにtwitterまでお願いします。



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