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自分はなぜ安定といわれる公務員をやめたのか

皆さんこんにちは。
まだまだ寒い日々が続くため、毎朝のホットコーヒーが日課になってます(^^)/~~~
なぜ生涯安定といわれる公務員をやめたのかを綴っていこうと思います。

公務員と民間企業の違い(時代の背景)

皆さんもご両親に「公務員は安定している」と言われたことはないでしょうか。
私は就職するなら公務員を目指しなさいと両親に言われていました。
公務員が安定といわれる大きな理由は、【年功序列】【終身雇用】があるからではないでしょうか。
遡ること約60~70年前ですがこの制度が導入されたのは高度経済成長期がはじまりだと言われています。

高度経済成長期とは、経済規模が飛躍的に拡大しGDP(国内総生産)が約10%以上であるという状況で、簡単にいうとある年のGDPが約500兆円、次の年が約550兆円だった場合は10%となります。
なぜこのように当時の日本の景気は急上昇したのでしょうか。
一度は皆さん聞いたことがあると思われますが、三種の神器といわれるテレビ・洗濯機・冷蔵庫と現代ではどこの家庭にも必ずある電化製品が関係しています。

ブラウン管(白黒テレビ)


この三種の神器により、日本の景気はインフレとなり、企業の資金は増加する一方で三種の神器が普及したことにより女性の社会進出に加え、確実に労働者は増えていきました。
日本の経営手法として、勤続年数と役職・給与が比例する年功序列制度、定年まで正社員として会社で働き続けることのできる終身雇用制度を導入し、この制度が今もなお日本社会に根付いています。

しかし、バブル崩壊を機にこの制度を廃止する企業が増えていき、大量リストラが発生していました。
そんな中、公務員は年功序列、終身雇用が確立されており、定年退職時には数千万円といわれる退職金も支給されるという老後人生も安定していることは間違いないでしょう。
ただ、民間企業ではこれらのことは確立されていないということ、この制度が親世代では強く根付いていることから公務員のほうが安定という認識をしていることでしょう。

親世代との違いを感じた

公務員としてはじめて社会人生活を送っていくことについては、毎年給与が昇給しボーナスも年2回確実に支給され、年齢を重ねるごとに役職も昇格していくというエスカレーター式システムに勝ち組だなと浸っていました(^_-)-☆
公務員は安定して働き続けることはできるが、年功序列という制度により仕事を人より多くこなしても勤務評価はされないため、給与にも反映されないし、若いうちの出世もないため公務員のままだと稼げないなという思いがありました。
たしかに年功序列、終身雇用という自分の生活が守られ、年を重ねるとともに役職がつくという制度には魅力を感じる部分はあります。
ただ、今の日本の景気は悪化する一方で国民に負担が強いられる中で今後も増税などが行われては、今の収入では生活費で精一杯になり自分の生活がひっ迫していくのではかと思い、年功序列よりより多くお金を稼ぐことが自分の将来の安定につながると思い、公務員を退職しました。


親にやめることを言った際には当然、反対されましたが私は間違った選択は決してしてないと思いますし、親世代と今の世代では仕事に対する考え方が変わっているので最終的には自分の人生なので決断するのは自分の自由だと思います。

時代は移り変わっていくものです。
なにが安定なのかを今一度、振り返ってみてはいかがでしょうか☺



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