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典型的な平日、余白をつくることの必要性

約6時に起床。7時の電車に乗って練習に行く。7時半過ぎ現着。すぐにトレーニング開始。およそ10時くらいまでトレーニングを実施した。

その後は、軽くクールダウンをしてすぐさま着替えて移動。電車に揺られて1時間ちょっと。途中2回ほど電車を乗り換える。そのうち1つの乗り換え駅で昼食をとった。

12時半に会社に到着。すぐに勤務開始。メールや社内チャットツールの内容を確認して、必要な場合は返信をした。その後、ルーティン業務やプロジェクト単位の仕事に取り組む。だいたい17時半過ぎまで働く。

仕事が終わったら40分移動してジムへいく。そこで45分程度身体を鍛えたり整えたりする。最終的に帰宅するのが19時半過ぎ。

そこからご飯をつくりお風呂を沸かし洗濯をする。諸々と家事を終えて21時半。お風呂に入って22時過ぎ。風呂上がりにストレッチをして22時半。

そして就寝。7時間ほど寝て6時近くに起床。(以下ループ)

典型的な平日の過ごし方である。こうやってみると、ほとんど時間に余白がない。これは中長期的にエネルギーが枯渇するパターンである。自身が恵まれた環境にいることは重々理解しているつもり。感謝している。

しかしながら、これだけの予定を相当のエネルギー量をもって過ごし続けることは出来ない。どこかでプツっと心の糸が切れる。昨年度、自分自身で実証済み。表面上はきれいに取り繕っていても心身の奥底にはずっしりと重たくて黒い沈殿物が溜まっている。心身ともに疲弊すると、自分は周りの人間に恵まれていると思っているのに彼ら彼女らへの対応がひどく劣化する。そして劣化している自分に気付いて、自分自身に嫌気が差す。仮面の下は情緒不安定になる。

エネルギー量低下の予兆に気づくスキルが求められる。また「あ、これはやばいな」と気付いたタイミングで休養を入れる勇気をもつことが大切だと思う。
これは自分自身にとっても大切だし、周りの人間に対しても大切だ。自分が劣化するとアウトプットも劣化するので相手に対して失礼だ、という理屈に基づく。勇気をもって休むことと述べたのは、自分の中には継続的に努力することに対して脅迫的なほどの義務感を感じるからだ。だから頑張ってしまう。

ところが、頑張ればアウトプットが良くなるわけではない。これは不都合な真実だと思う。頑張った分だけ報われる世界の方が美しいと自分は思うし凡人にとって優位な世界だからね。一方、このことに気付いている天才にとっては都合の良い真実になるのかな。まあ全方位的に天才な人間は滅多にいないだろうから、各人が自分の強みで勝負すれば不幸なことにはならない、とも考えられる。最近は、頑張ったら報われるのではなく考えたら報われるのだと思い始めている。

ちなみに、さきほど自分は1日5時間勤務だと書いたけど、年間労働時間で考えると1,365時間であり、一般的な企業で概算1,960時間程度働く人が多いことから、かなり恵まれた体制で働かせてもらっている。一昔じゃ考えられなかった働き方だと思う。

やっぱり自分は周りに恵まれている。感謝して行動で恩に報いたい。


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