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炊き出し団体の正体…【ホームレス生活12日目】

池袋から山手線に乗って新宿に戻って来た。そして、いつもの寝床の都庁下に向かう。

池袋と比較してみると新宿は路上生活がしやすい街なんだと改めて実感した。

昼間でも雨風を凌げて休める場所がたくさんある。道理でホームレスが多いわけだ。

まぁ新宿に帰ってきたところで特にやる事はない訳だが……

ホームレスは本当に暇だ。やる事と言えば精々炊き出しに行くくらい。炊き出しに行ってウロウロして時間を潰して寝る。多くのホームレスのルーティンはこんなもんだろう。

今日、気になったのは炊き出し団体について。俺が行った代々木公園の炊き出しでは、教会の人達による炊き出しの後にカップラーメンが配られる。

お湯も用意してくれて、その場でカップ麺が食べれる様に配慮してくれている。

しかし、このカップ麺を配っている団体は教会とは別の団体らしい。教会の人たちが帰った後に彼らはカップ麺の準備を始める。

聞いてみると、彼らは一般社団法人。要は、営利目的の会社だ。教会の人達はボランティアで炊き出しをしているが、彼らがしているのは宣伝のための炊き出し。

その彼らの事業はというと前に書いた生活保護ビジネスだ。ホームレスに生活保護を勧めて、一時的に施設に入居させ、その分の手数料をとる。

だが色々聞いてみると、悪徳業者ではなく割とちゃんとした業者らしい。彼らが要求するのは月五万までとの事。

ホームレスが生活保護を受けて少し就労して得た合計の収入から、家賃・食費などを含めて5万円を差し引く。

人によると思うがおそらくホームレス達の手元には6万円以上は残るだろう。

まぁカップ麺を配ってここまで大々的に宣伝をしている訳だからある程度は信用に足る人達なんだろう。

ただ、カップ麺だけだとあんまり人気がないらしい…笑。

新宿で彼らが単体でカップ麺だけを配る炊き出しもあるそうだが、みんな「カップ麺だけじゃあな……」とか言ってあんまり行ってない。

だからこそ他の炊き出し団体に着いて行って、そこに集まっているホームレス達にカップ麺で宣伝をする必要があるっぽい。

だが、どれくらいのホームレス達が彼らに付いていくのかは正直疑問だ。見た感じみんなカップラーメンを食いに来ているだけな気がする 笑


ほいじゃあまたの


【1ヶ月0円ホームレス生活について】
2021年6月末〜7月末まで東京で所持金無しのホームレス生活をしています。理由は、単純な好奇心。路上生活者がどのように生活してるのかが気になって、実際に体験してみようと思いました。
そして、その様子を自分で撮影してドキュメンタリー動画を作って販売しようと思ってます。noteにはこの一か月間の出来事を日記みたいに投稿していきます。*動画用にnoteに書かない事もあります


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