カントリーマアム

スーパーで見つけて久しぶりに買いました、カントリーマアム。
小さくなったなどさまざま言われていて、一人暮らしを始めてからはてんで買わなくなっていたけど、実はすごい好き。

中学校に入ってすぐの頃、新しい環境に体が適応できなくて腸の活動が三日間位止まってしまったことがある。夜中に病院に連れ込んでもらって、ガスが相当溜まってますねとかいう年頃の小娘にはなかなか小っ恥ずかしい診断。
入院して最初の丸一日と半日くらい絶食で点滴しか打てなかった。小児科の2人部屋で隣のベッドの子はたぶん結構深刻な病気っぽくて、血液系の病気だったような気がする。だから、というわけではないけど彼女には食事制限はなくて、お見舞いに来てる家族に「カントリーマアム食べたい」なんて話し声が聞こえてきた。

当時はカントリーマアムが好きなわけではなくむしろ苦手な分類だったけど、絶食中の私にはカントリーマアムのその響きとあのしっとりした感じがものすごく恋しくて、退院してからカントリーマアムを買ってきてもらって食べた。

あの時からだいぶカントリーマアムだけが小さくなったけど、カントリーマアムを食べるごとにあの日同じ部屋だった彼女が今どうしているのかとか、あのころからそういえば環境に適応しにくかった自分とか、いろんなことを思い出す。

Twitterで流れてくるカントリーマアムの対義語「メトロポリタンダディ」も大好きです。