定位置から抜け出す難しさ

うつ病期間が長いと、自分に自信が全くない、気分が落ち込んでいる、他人からの評価が強くてビクビクしてしまう、などなど、鬱々とした状態が常で、そこから抜け出すのはなかなか難しいのもだと痛感している昨今。

もちろん、治療や日々の生活を通じて、歪んだ思考回路を改善し、鬱々とした気分が生じる頻度は減ってくるのだが、鬱々とした気分が無い状態が逆に不安になる。

あれ、これってなんだろう?こんな感覚でいいんだっけ?自分ので定位置じゃないのでは?と。

鬱々としていない状態を忘れてしまっているため、逆にそれがないと不安になる。といった具合だ。

ゆえに、半無意識的に定位置に戻ろうとしてしまう。定位置にいることはツライけれど、変な話安心要素もあって、戻ってはダメだと知りつつも、戻ってしまう。

一週間のウチに、あ!これは新しい自分だ、これからどんどん変わって行くんだ!と思う瞬間は増えてきているが、長続きしない。困ったものだ。

今も、誰かに評価されることに恐怖を感じたり、自分の意見に対して指摘が帰ってくると頭が真っ白になりかけたりと、自身のハンドリングに難儀する日々が続いている。

しかしながら、僕のうつ病の原因である両親との関係性は改善傾向にあるため、その点はとても良いと感じている。頑張ったな自分、と久しぶりに自分で自分を褒めたい気分だ。

まだシコリは残っているが、互いに歩み寄り始めたのだから、思った以上に早く解決する見通しがたったと考えている。

とは言え、まだ会話するのに怖さはあるんだけれども、、、。(他人と話すときも、脳裏に母が浮かんできて、内心ビクビクしながら目の前の人と話してる)

道は長い。他の人のように上手く走れないし、早く動けない。それも自分だと、もう少し自分を労われるようになれると良いなと思うばかりだ。

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