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戻りたくないけれど

私は、今を大事に生きていきたいから過去を振り返る事はあまりしたくありません。
だけど、どこでどんな風に暮らしたいか、住みたいかと問われたら間違いなく昭和の時代の日本と答えるでしょう。不自由だけど自由のある時代。
とても抽象的ですが…

私が幼かった頃、こじんまりとした20軒ほどの住宅地に住んでいました。
小学校低学年の頃の話です。
隣近所には同級生や下級生上級生沢山の友達が住んでいました。
妹と通っていたピアノ教室、お習字の塾もありました。
同級生のえみちゃんのお家では、初めて炭酸のコーラを飲みました。
裏山から蛇が出てきて、飼っていたジュウシマツのリーダーが一羽犠牲になった時に向かいのおじちゃんがその蛇を真っ二つにちょん切ってくれました。
道の向こう側の墓地に夏になるとみんなで肝試しに行った事も思い出しました。
学校から帰ってくると書ける石(石灰石)を探してきて、道路に落書きしたりSケンや缶蹴りをして遊びました。
お豆腐屋さんのラッパの音が聞こえると急いで買いに行かされたり、隣の家に調味料を借りに行かされたりもしました。
そんな昭和真っただ中な時代…サンタクロースがファミコンを持ってきてくれた時代に住みたい。

リアルで話せば、寒いのが大の苦手な私は、1年中暖かい南国で海が見える平地で平屋の一軒家が良いんだけど、日本語しか話せないし食べ物合わなかったら嫌だし文化の違いもあるだろうし…変な虫が出ても嫌だし…

ま、そもそも昭和に戻るのもリアルではないけど…
人との繋がり方で言ったら理想的なんだよね。あの頃の日本が。
人との距離感が一番心地良かった場所。そこに住みたいな。

#どこでも住めるとしたら

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