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麻布台ヒルズ散策 ビルを美しいと思ったのは初めてかもしれない

オープンした麻布台ヒルズを観てきた。スナップ写真と感想の記録。

ここは世界から東京を見た時に、シティとして最先端の場所として映るのだろう。そこに編集されているものを鑑賞、体験しにいくことは日本人であっても"TOKYO"を知るにはいいのかもしれない。

とはいえ、まだまだこれから続々とコンテンツがオープンし、街に馴染んでいくプロセスが始まと思う。東京の都市やビルという視点で社会を考えたことはなかったけど、これを景気に観察していくのも面白そうだ。

麻布台ヒルズ森タワー

ビルの窓ガラスが、空模様をその1ピクセルに映し出し、街に溶け込む空気のような。都市に来て、ビルを見上げることはあっても、心底美しいと思ったのは、今回が初めてかもしれない。

ガーデンプラザB
ベージュの曲線で縁取られたガーデンエリアの建造物は、数世紀先に建物が風化しても、遺跡として残っていそうなレガシーを彷彿とさせる。
麻布台ヒルズレジデンスAを臨む
広場の周辺には果樹園エリアがある
麻布台ヒルズギャラリー
麻布台ヒルズ森タワーの1Fロビーにあるオラファー・エリアソンの作品

ギャラリーで以下の展示会を鑑賞してきました。

『瞬間の家』オラファー・エリアソン
カメラのシャッタースピードを遅くして水の軌跡を残した

真っ暗な空間にホースがぶら下げられ、水の勢いに任せて運動し、そこに空間が光の点滅を繰り返すことで、鑑賞者が水の動きをシャッターで切り取ったように知覚することができるインスタレーション。いわば、人間がカメラになることができる。

一瞬を切り取ることで対象物がもつ、カオスと秩序の美しさを感じたり、逆に世界の当たり前のなめらかさを考えたりした。

中央広場でショーを観る人々

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