ワーホリ先で独立系雑誌を作りたくなった日
わたしはこれから何したいんだっけ。ってワーホリに来てから何回も考えていた。
アラサーで結婚もしていないし貯金も少ない。職を転々としてきたので極めたスキルもほぼなく、市場価値も低い人間な気がしている。
でも今まで経験してきたことは誰にも負けない財産だと思う。勝ち負けじゃないけど、とにかくわたしは誇れる。そのくらい冒険してきた。
ワーホリという、職も家も環境すべてがリセットされる状況。ここに来ていろんなことを考える毎日。これから何を目指したいんかな。何をやっていけばいいんだ。日本に帰って何をしたらいいんだろう。
ワーホリに絶対的な目標があったわけではなかった。だからちょっとした事で揺らぐことも多い。目標、決めた方がいいんかな~。
そんな風にnoteを眺めていたら見つけた記事があった。自分を見つめ直すきっかけになった。好きなものについて楽しく考えるようにしていたら、気づけば目標が決まった。
「ワーホリがテーマの雑誌を作ってみたい」
わたしは、「ないものねだりをやめて自分や周りにあるものを大切にすることで、毎日に夢中になれる人」を増やしたいと思っている。
同時に、自分の創作活動の部分も大切にしたい。自分の作品を作ることも好きやもん、その気持ちも大切に。
自分を活かせること、自分の与えたい価値、それを考えると、もう接客業という仕事しかないと思っていた。心理カウンセラーとかコーチングとかしようとしてたこともある。とにかく、なんか範囲が狭まってしまっていた。
自分を活かせるかを考えることも大切。でもやっぱり好奇心を満たしてくれる「好きなもの」なしでは苦しい。
わたしの好きなものを考えたとき、それはメディアだった。ずっと「写真」が好きだと思っていたけど、文章も映像も好きで、つまりメディアが好き。自分の思いを届ける、形にする術にもなるし。
こうやってやりたいことを考えていると、頭の中で誰かの声が聞こえてくる。
「それって本当にやりたいことなの?」
「それって誰かに求められてるの?」
求められているか、役に立つか、そんなこと知らない。ただの好奇心。やる前からそんなに完璧に仕上げないとダメなん?難しいことを考えて可能性の芽を摘みたくない。童心を思い出して、とりあえずやってみようと思う。
一番は自分がおもしろそうって思うからやってみたいことやけど、やっぱり、だれかの心を動かす側の人間になりたいとも思っている。
感動したときって、そのエネルギーを回りにまきちらしたい!!って思うやん。そうやって素敵な気持ちが巡るきっかけをつくりたいし、それで救われる人がいてくれるなら嬉しい。
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