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【同人誌案内】2024夏の新刊について

パリオリンピックが始まると同時にリアルタイムで観戦しながら原稿作業やってます(もはや生活サイクルはパリ時間)。深夜から夜明けにかけて繰り広げられる白熱した試合、そして夜明けのおやつは美味コレね(ゼリーとか果物中心で)。とはいえ、もうすぐ終わってしまうので少しずつ日本時間に戻そうかと思います。イベントあるし。

今回は毎年夏に発行・頒布している新刊同人誌のご案内です。


2024夏新刊 / 中世ヨーロッパの氷スイーツ

普段は中世ヨーロッパ(以下「中世ヨ」)に編纂された当時の料理集からピックアップしたレシピをアレンジしてご紹介するスタイルなんですが、今作は「アレンジ再現料理」ではないです。
そもそもアイスクリームとか中世ヨ当時はなかったもんで、「中世の時ってアイスクリームあったんだすごーい!」ってことがないように、このあたり強調しておきます。ご時世上、異なる事実が独り歩きすることもありますしおすし(遠目)。

なんでこの本を作ったのかというと、単純に「最近の夏が暑いから冷たいものを食べたい」という理由でして。

…ホント単純ですスンマセン(*ノωノ)。

現在は「アイスクリームメーカー」などの自作ツールもかなり安価にゲットできるようになったこともあり。じゃ中世ヨ料理で使っていた食材をアイスクリームにすると味的にはどうでせう?と半ば欲望のような案を考えまして、今回の作品にすることにしました。

<本文紹介>

ページ左側に完成写真、右側に作り方や中世ヨ食材トリビアを挿入しています

今回試作した食材&レシピは以下の通りです。

  • アーモンドミルクとくるみ、ほのかな塩アイス

  • 紅い果実を使ったチーズタルト風アイス

  • 黒い果実とレモンのソルベ

  • 酸味あるざくろと白ぶどうのビネガーソルベ

  • 古の果実・いちじくのジェラート

  • デーツ(なつめやし)のアイスクリーム

  • バラジャム添えのアーモンドアイスクリーム(アレンジアイデア)

  • ほうれん草と甘い果実のソルベ

  • 「ヒポクラス」風 赤ワインソース

紅い果実を使ったチーズタルト風アイス
ほうれん草と甘い果実のソルベ
デーツ(なつめやし)のアイスクリーム

こう羅列してみると、案外中世ヨ料理の食材ってアイスやシャーベットに転用できるもんだなー、とご本作ってから気づきました(遅)。肝心のお味に関しては、個人的には全部美味しかったんですが人それぞれ好みがありますので、これいいなー♪というものをチョイスする形でいいんじゃないかと思います。
味は濃いめなものもありますのでその点ご注意下さい。特にお酢を使ったソルベはくぅー!って感じでして。飲むお酢が大丈夫な方ならOKかと。

<頒布スケジュールについて>

初頒布は8/12(月・祝)のコミックマーケット104(通常夏コミ)となります。コミックマーケット、毎年夏は出れるんですが、冬はおうちの事情でほぼ行けないので、実質的に年1回のサークル参加になります。昨年もあっつかったんですけど今年もあっちぃ予想なので、ご来場予定の方はめっちゃしっかり暑さ対策して下さいませ。配置スペースは「東6ホール 二-41ab」になります。机1台分まるまるなので、余裕ある空間かと(思いたい)。

夏コミ行けないやい!という方は、自前通販サイト「Moyan Petot」でも8/9(金)まで事前予約を承っています。発送は8/14(水)以降になるので予めご了承下さい。遠方の方はコチラのご利用もおススメします。
※通販サイトは8/10~8/13は休止しますのでご注意下さい。

<最新フリーペーパーつきます>

特集は羊皮紙工房さんの展示会レポートです。他にもいろいろ宣伝告知あったり

ご購入頂いた方にはフルカラーのフリーペーパー「中世欧州料理紀行」の2024年最新版(初頒布)をつけます。タイトルは料理とか書いているんですが、今回は羊皮紙工房さんの展示会特集とかになるので、お料理要素ないです(スンマセン(*ノωノ))。よろしければこちらもお読み頂ければありがたいです。

ここまでご一読頂きありがとうございました(・∀・)//


■中世ヨーロッパなお料理や民俗文化ネタつぶやきについて

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