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もやブロ#61 有名税と誹謗中傷について
こんにちは。越後湯沢を本社に、移住促進を中核としたまちづくり会社を経営しております、きら星(株)の伊藤です。
5月、私は怒りの感情に支配されていた。
なぜかというと弊社サイト経由で来た1通の問合せから。
カッコいいことばっかじゃない良い例来た。
— 伊藤綾/地方の暮らしをつくる人 (@KirahoshiYuzawa) May 23, 2023
お問合せフォームから送ってきた人は、きっとネットを見ているんだろうから、どういう反応になるかアンケートを取ってみるテスト。(町民にいかに嫌われ、認められていないか町民にアンケートを取れ、ということだと思うけど。) pic.twitter.com/6KzMheYvbP
本件は、この問合せフォームの後に、5通ほど関連の【捨て垢】【匿名】でのフォーム発送が続くのだが、3〜5通目に関しては公開するまでもない【誹謗】なのでいちいちSNSで追うのをやめた。
誹謗とは
[名](スル)他人を悪く言うこと。そしること。
私がSNSでこのようなことを晒した意図としては、いくつかある。
私は行政の仕事を受託しているが民間人であり、夫もまた民間人だ。私の自宅は調べようと思えば簡単にできるし、子供も3人もいる。会社の場所も含め、私の居場所はすぐにわかる。投稿者が人口8千人くらいの町民の中なのだとして、自分に悪意を持つ人間が近くにいること・それが誰だかわからないことの気持ち悪さを解消したい。
上記の通り、町の仕事をしていることにより、弊社および代表である私をよく思っていない公人が存在していることは認知している。一方でそれが誰なのかということを、その情報を耳打ちする人も口をつぐみ特定できていない。事業を進め、成果を出そうとする上で、そうした足を引っ張る人間(及びそれに忖度をして事業スピードを緩めたりする組織・ステイクホルダー)は私の目の上のたんこぶであった。投稿主は、2通目にそうした公人とのつながりを匂わせており、どの筋からなのかを明確にしたい。
1において自分の心理的安全性を脅かす、匿名での誹謗行為に走る輩を許せない気持ちを吐き出したかった。
2に対しての、牽制。
公人本人がやっているのではないという確証を得たので、もはやSNSで再燃させるのはやめたのだが、あえてこのような記事を書こうと思ったのは、昨日知人の新人若手議員のFacebook投稿を目にしたからであった。
概要はこうだ。
某日、歓楽街で新人若手議員2名その他が、深夜に、花火をして人にあたりそうになったのに謝りもせず騒いでいた。と口伝てで噂が流布されており、それを耳にした先輩議員を含む6名に注意をされたということ。
本件の論点は3点。
結果として匿名での中傷になっている。(目撃者が実名・顔を出して言っているかもしれないが、伝聞になることにより匿名化している。言い出しっぺは出てきてほしい。)
1.にも関わらず、それを鵜呑みにしてしまう人間が少なからずいるということ。(確かに、本人は、よく深夜の温泉通りで見かけるため誤解を生みやすい環境であること。)
こういった事案を投稿すると、本件だけでなく私の件でも、類似の他者の件でもそうなのだが【有名税だから仕方ない】【匿名で言っているやつのことなど気にしなくてもいい】という意見が出ること。
中傷とは
ありもしないことをわざと言いたてて、他人の名誉を傷つけること。
さて、私が今回みんなに問いたいのは、
こうした誹謗中傷は、有名税だから仕方ないのか?
匿名で言っているやつだから無視、気にしなくてもいいのか?
ということだ。
名が売れてきているから、味方も敵も多くなる。だから、悪口や、あることないこと言われても仕方ない。果たしてそうだろうか?
活動をしていると、反対意見はある。それは何事においてもあるだろう。本人はどんなにいいことをしていようが、不利益を被る人がいたら、それは反対意見になるのは当然のことだ。
反対意見が出るということは、ものの見方に多様性が生まれることだ。
そのこと自体はとてもいいと思う。
しかしながら、その手段について、きちんと考えてみてほしい。
反対意見については、誹謗中傷のような形ではなく、建設的な批判や反対意見として出すべきだ。建設的な批判や反対意見であれば、匿名であっても構わない。
匿名の誹謗中傷について、私が憤慨しているのは、言われた側の心理的安全性を著しく損なう卑劣な行為であるためだ。
そして、有名税だから仕方ない。匿名は無視だ。と言っている方へ。
そうした卑劣な行為をする人間を、放置することで、そうした行為はなくなっていかないだろう。
起業の3年生存率が50%程度である理由は何かご存じだろうか?
資金繰りやマーケットフィットなど様々な要因はあるものの、根底としては、起業家が心が折れるからである。
こうした誹謗中傷の対象が、起業家だけでなく、政治家や団体運営者、団体での活動をしている人たちなど広義の地域等での活動家である場合、多少なりとも自分の身を削って、様々なリスクを負って、活動をしているケースが多い。
そこに対して、このような中傷(ありもしないこと)を、自分の身は安全なところにおきながら「私がなぜ匿名で言っているか考えてみろ」のような驕ったことを宣い(これは4通目だか5通目の私への誹謗問合せに記載してあった)、志を折るような行為を続ける人間を、有名税だから仕方ない。匿名は無視だ。と慰めて、放っておいていいのだろうか?
こうした人は、野放しにしておくとずっと続ける。
そして、匿名からの誹謗中傷は有名税だし無視すればと声をかける人は、誰が言っているかもわからない気持ち悪さを抱えながら日々前向きな活動をしていき続けることを誹謗中傷された対象者に強いているということを、理解してほしい。
ともかく、私は絶対に許さない。
そのための手段については講じている。
最後に営業
地方だけでなく、都会でもどこでも、目立つ活動をしていると出る杭は打たれるもんです。私は、こうしたことが半年に1回くらいあるのですが、削られながらもそれでも続けていける理由があります。
5,6月も4つの団体を迎えて、そんな小さな活動で大きなインパクトを出し続ける秘訣を事例を交えて視察でもお話をしております。
概ね1.5時間:22,000円(税込)1グループ4名まで御請けします。
Webに掲載しているスケジュールがご対応可能な日程になりますので、Webからのご予約へのご協力をお願いいたします。
<視察時のTopic例>
・移住促進についての事例紹介、意見交換
・コワーキングスペースや遊休不動産の活用事例紹介、意見交換
・地方での仕事づくりに関する事例消化、意見交換
▼視察について
ただじゃ転ばない。
そんな気持ちで日々すごしているのでnoteにもまとめてみました。
それでは、きら星の伊藤でした。
「魅力的なまちで溢れかえっている世界を」作り「地方で暮らす人を増やし消滅可能性都市をなくす」ことをミッションに動くまちづくり会社社長。湯沢町で暮らす2児の母でもある。