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もやブロ#70 あいつの娘だから●●なんだと言われることへの恐れ

このトピック、やたらと伸びてて関心の高さが伺えます。
【授業に出ない・学校に行かない・みんなと違う】ことからの不安を振り切れた話です。

こんにちは。越後湯沢でまちづくり会社を経営しております。きら星の伊藤綾です。
▼改めまして、こんな会社です。

小3に上がって、教室にまともに行ったことがない娘。行き渋りから始まり、ついに不登校になった。

現在、娘は町内のさまざまな方の支援を受けながら、ちょっとだけ行ったり、行かなかったり、会社にいたり、別の場所にいたりします。

・校長先生・担任を持ってない先生:朝、見かけると気にかけて、ちょうどいい距離感で覗いたり、声かけしてくれます。
・子育て支援課の保健師さん・保育士さん:学校前で立ち往生していると、通勤途中なのに足を止めて、声かけをしてくれます。
・通級指導・保健室の先生:在籍が普通級で、通級の認定?をもらっていないけど、自習の居場所としてフレキシブルに受入れをしていただきました。
・担任の先生:行くのか、行かないのかもはっきりせず、見通しのたたない子がいることは大変かと思いますが、嫌な顔ひとつせずいつも尊重してくださり、待ってるよの姿勢も示してもらっています。
・児童クラブの先生:基本的に、学校から下校した生徒しか受入れができないらしいので最近は利用をしていないけど、気にしてくれたり、見かけたらいつでもおいでと声かけてくださいます。
・学校近くで居場所imaを提供しているテツさん:不登校支援や子ども食堂への場所提供などをしてくれており、うちの娘は友達がいないと行かないのでなかなか利用できないですが、友達が行っている、行ける可能性がある場所があることがありがたいです。
・NPO法人cocoiro:基本的には、児童発達支援・放課後等デイサービスなのだが、フリースクール的にいてもいいよと言ってくれており、自習では得られない様々な体験を先生と一緒にさせてもらっています。
・会社のメンバー・コワーキングの利用者:娘がいても「当たり前」のように接してくれていることに感謝します。いたら話すし、構い過ぎないし、ちょうどいい距離感で接してくれるのはありがたい。

ざっと思いつく限り、普段接点が多い方のみ挙げさせていただいたが、多くの人に支えられているんだなあと、改めて感謝です。いつも、ありがとうございます。

ちなみに俺は中学1〜3年、嫌な科目・苦手な先生をボイコットし、学校には行くけどスクールカウンセラーさんの部屋に逃げ込み、何をしてたかももはや忘れた。短ランを着ていた男子と、授業を抜け出して池にイモリを取りに行ったり、放課後学校のベランダでタバコを吸ったりしていた。
授業態度と生活態度は最悪だったけど、記憶力と思考力だけは高かったので、自習で上位成績を取っていた。高校進学は、難なく全県一区の進学校を推薦で合格した。

俺は家にいたくなかったから、毎日学校に行ってたけど、まぁ娘もだいたい同じようなもんだと思えば…行かなくても何とかなるか😕という気になって。

今日は午後の数時間、会社を抜けて、インターンの大学生と娘とで近所で遊んできた。
ボブスレーに乗りながら「みんなと違う感性を持つこの娘を、型にはめなくても、まぁいいか。生きてりゃ何とかなるし」と思えるようになった。

子どものことで悩むこともまだまだあるんだけど、風を切ってたら、不安も振り切れたような…気がする。

そしてたぶん、不安の原因は「親(俺)があぁだから社不なんだよね」とレッテルを貼られるんじゃないかってことだ。

度々アンチから、子ども絡みで誹謗中傷が来てたことなどから、伊藤綾の娘だから●●なんだということを(アンチなどから)思われるのではないかということを懸念していたのだと。見えないところから石を投げてくる奴のことで、トラウマになるくらい傷ついていたんだろうなぁ。

俺は俺。娘は娘。
違う人格なんだから、自分のせいで娘がこうなってるとか(影響は多少はあるとはいえ)全てではない。

だからもし「伊藤の子だから、あぁなんだ」と言われることがあっても、誰に対しても申し訳なく思う必要はないんだなと、なぜか急に腑に落ちた。
そうしたら、不安が振り切れたような…気がする。

(後日談)
というようなことを、夫と話をしていたら。
夫から「親のせいで娘が不登校なんだと周りに思われるメリットは、子どもの人格を否定されるわけではないということだよね」とフィードバックが返ってきた。
確かに、それも一理あるか。
娘の人格を否定されないためにも、親がこうだから、でいいかと、自分を納得させようと思う。

子育ては、親育てですなぁ。

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「魅力的なまちで溢れかえっている世界を」作り「地方で暮らす人を増やし消滅可能性都市をなくす」ことをミッションに動くまちづくり会社社長。湯沢町で暮らす2児の母でもある。