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もやブロ #19 地方の政治とまちづくり

こんにちは。本日2019年4月21日(日)は統一地方選挙、後半の投票日ですね。選挙行きましたか?私は投票しませんでした!ネタは後でバラします。もやです。

政治とまちづくり

政治って、まちづくりって、難しそう。堅苦しい話ではありません。
政治とまちづくりは密接にリンクするものです。さらに言うと、消費税などの国政よりも、地方政治の方が普段の生活に密着しているので、もっともっと地方政治が身近になればいいなあと常々思っています。
もっと、政治も、まちづくりも身近に、当たり前に。

例えば、私の今住んでいる #湯沢町 では、町の玄関口である上越新幹線「越後湯沢駅」がある意味まちづくりの中心と言えるのですが、その駅周辺の利用については政治、議会にて方針が決められることが多いです。

温泉街のある西口については、ロータリーが2018年冬に綺麗になり、消雪パイプの再整備などより使い勝手が良くなりました。

銀行や町の商店街機能が集まる反対側の東口については、予てから整備の計画などが出されてはいるようですが「花壇を整備しよう」「いや、事業費にそんなに金をかけていいのか」「JRとも協調できないか」など色々と意見が出ていて改修の方向性が決定されるまで長期化しているところです。

そのエリアをどのように位置付け、公共事業などもどのような内容で、進め方でやっていくか。誰とやっていくか。どのようなまちにしたいか。これこそがまちづくりであり、政治です。
例として駅周辺の開発計画というハードに寄ったものを取り上げましたが、どのような子育て支援策をしていくか。であったり、私の事業テーマと近いもので行くと、どのような方々に移住してきてもらえるようにプロモーションするか。などソフトに寄ったものもまちづくりであり、公共性が高ければ政治で決められます。

どうでしょう、地方の政治やまちづくり、少し身近に感じてもらえたでしょうか?

湯沢町統一地方選挙

前置き長くなりましたが、本日は4年に1度の町議会選挙。

ちょっと寝坊気味ではありましたが、朝一番に「選挙いかないとー」と行って出かけたわけです。投票所は、元小学校で現在は地元スポーツショップの倉庫として使われているところ。なんか静かだし、車も停まってないし、トラックが入口塞いでるしなんなん?!・・・と思ったら。

湯沢町議会は、定員12名。それに対して候補者が12名でした。つまり、無投票選挙ということ。候補者が定数ぴったりだねということは知ってたんですが、最高裁判事の投票みたいに不信任の人を投票したりすんのかなーなんて思っていたんです。

選挙権を得てからというもの、無投票選挙というものを経験したことがないので、今朝のこのこと投票通知を握って投票所に行ってしまったというわけです(苦笑)赤っ恥。アラヤダ無知って怖い!

というわけで、湯沢町の今期の議員さんはこちらの12名になります。

議員さんの平均年齢64.9歳!最年少は新人の52歳、最年長は現任の81歳。隣町の津南町では、最年少町長として(現在は記録が塗り替えられましたが)桑原悠町長が町政を担っておりますが、なかなかにシニアがまだまだ元気な湯沢町であります。

湯沢町の若者と政治

じゃあ、若い人たちは?ということですが、湯沢町にはAll Youth Yuzawaという若者の任意団体があります。

世の中では何年も前から少子高齢化の危機感が叫ばれるようになっています。湯沢町も例にもれなく少子高齢化が進んでいて、数年前に「消滅可能性のある市町村」という調査結果がでました。
そこで「若者の意見を町政に反映させる」ことで、暮らしやすく住み続けたい町を実現させて、若者が「定住」「移住」するようにしよう!ということで「オールユース会議」が発足しました。
当初は会議だけでしたが、会議を重ねてメンバーが増えて来るうちに、色々な活動もするようになりました。詳しくは「活動内容」をご参照ください。
右も左もわからない状態で始まったので、1度参加してもその後参加しなくなった方もいらっしゃいました。正直今でも右も左もわからない状態です(^ ^;でも黙ってこのまま何もしない、なんてことはしたくない!そんな思いで活動を続けています。もしよろしければ応援をお願いします!!
湯沢町の若者、頑張ってますよ!
(All Youth YuzawaのWebサイトから引用)

2017年、湯沢で事業を立ち上げようと思ったときに、飛び込みで連絡し、初年度の会議に1回参加させていただきました。

それから2018年度、カルチャーセンターへのキッズスペース整備の政策提言であったり、夏冬の祭りなどの行事の運営ボランティア、FM雪国のラジオ番組内で湯沢町の情報キュレーションをして発信するなど、有志での活動を続けております。(私もちゃっかりラジオに出演させていただきました)

先週も、平日夜みんな仕事が終わった後に集まって、2018年度の反省と2019年度どうしていくか?という話し合いをされておりました。
初めて参加した、という20代の参加者が「町の事業に提案できるんだったら、どんどん良くするために意見を出していかないと!」というような発言を。
文句や諦め、足の引っ張り合いなどではなくて、こういう意見が自然と出る場は素敵だなと思います。国会中継などで行われている野次や罵声なんか見てるとうんざりしちゃうんですが、未来志向で建設的な話をどんどんしていけるような町にしていけるといいですよね。

決まったメンバーになりがち・・・に見えますが、会議の日程などはFacebookなどで発信されているので、ぜひ多くの方に参加していただいてみんなでいい”まちづくり”していきましょう。
私も時間の許す限り、All Youthに関わっていきたいなと思っています。

それでは、また!

「魅力的なまちで溢れかえっている世界を」作り「地方で暮らす人を増やし消滅可能性都市をなくす」ことをミッションに動くまちづくり会社社長。湯沢町で暮らす2児の母でもある。