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オシドリの色が変わった!水鳥たちのお話つづき

春先からオシドリ観察を続け、noteでも報告をしてきました。嬉しいことにたくさんの方々に読んでいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。今日はまたその続報をお伝えいたします。

うちのテラスの前を流れる川にいたオシドリ親子。以前紹介した写真がこちらです。

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先日川を見ていると、メスの色をしたオシドリが3羽並んでやってきたのです。小さかった子供がすっかり大きくなったのでしょう。あれ、でも、もう1羽は誰でしょう? そういえばオスの姿を最近見かけていないな。

「オスの色が変わったんじゃない?」
夫の一言。
え? まさか、そんなわけないでしょう。ただの冗談だと思っていましたが、それは本当のことだったのです。鮮やかな色合いをしていたオスですが、繁殖期をすぎると、夏に向けて派手な羽が落ち、メスと同じように地味な色になるのだそうです。驚きました。野鳥ってすごいですね。

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よく見てみてると、確かに同じ色をしたオシドリたちが泳いでいます。あっという間にに変身していたのですね。

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うちのテラスでも、ようやく植物たちが可愛いお花を咲かせてくれました。種から植えたコーンフラワー(矢車菊)。カラフルな色合いでテラスが明るくなります。

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そして、可愛い形のフクシア。こちらは今年苗を購入し、ようやく開花しました。

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そして、昨年から無事に冬越しを終え、今年も可愛く咲いてくれたラベンダーとカンパニュラ。

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すっかり嬉しくなって、テラスでウキウキしながら写真を撮っていると、なんと、かわいい姿が見えました。またオシドリがおチビちゃんを連れて泳いでいるではありませんか!

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こちらは以前紹介したオシドリとは別のメスのオシドリなんですね。そういえば、いつものオシドリ親子に混ざって、たまに別のメスオシドリがくっついていることがありましたが、まさか・・・オスオシドリ浮気したのではないですよね・・・
まあ、オシドリ界のことをあれこれ詮索するのはやめましょう。可愛いおチビちゃんの前ですから。おチビちゃんはいつでも大歓迎です。

しかし、最近見かけるおチビちゃんは、1羽なのです。うちの川沿いには、実は野生のキツネもウロウロしているのです。なかなか写真に姿を収めることができなかったのですが、先日ようやく間近でシャッターを切ることができました。キツネは水鳥たちの敵になるのでしょうか。いつも心配しています。

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家から車で10分くらいのところに、細長い池が2つ並んだ公園があります。そこには水鳥たちがたくさんいるのです。先日久しぶりにパンを抱えて遊びに行きました。カバンからパンを取り出すと、あっという間に鳥たちが近づいてきます。もうどの鳥にパンをあげて、どの鳥が食べていないのかわからなくなります。

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この公園は、池の左側が犬を連れて歩く人たち用の通路、右側はノードッグ通路になっているのです。犬が通れない通路を歩いていると、そこはもうすっかり動物たちの世界なのです。カナダグースなどのガチョウが我が物顔で道を塞ぎ、リスもパンを催促してやってきます。

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パンをあげているから許してもらっているものの、動物たちに遠慮しながら道を歩いているような気分になるのです。この公園に行くと、私はいつも嬉しくて、楽しくて、顔が緩みっぱなしです。

そこの公園に、もうだいぶ大きくなった子供と一緒に泳いでいる水鳥がいました。これもまたクイナ科にオオバンです。パンを投げると、子供も必死に食べようとするのですが、周りの水鳥たちに圧倒されてなかなかうまく食べることができません。すると、親鳥がサッとパンに食らいつき、それをそのまま子供の口に持っていき、食べさせてあげたのです。この温かい光景を前に、嬉しくてまたニタニタしながら見つめてしまいました。そうだ、写真に撮ろうと思い、慌ててスマホに手を伸ばしましたが、そんな時に限って、親オオバンがそのまま自分で食べてしまうのですよね。ちょっとタイミングが遅かった写真です。

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動物や植物に癒されるひと時、とても贅沢な時間、私にとってとても大切な時間です。

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