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鶏もつのガパオ丼

日本でガパオライスといえば鶏肉(挽肉)を使うのが定番ですが、タイでは豚肉、牛肉、シーフードなども使われているようです。

今回は、自分でも今までつくってこなかったのが不思議なくらい、私には旨くなるとしか思えない食材として、鶏もつ(レバーとハツ)を使ったガパオをつくります。

ガパオライスではなくガパオ丼なのは、前回ガパオライスをつくったからで、特に深い意味はありません。


食材

2人分

  • 鶏もつ(レバーとハツ) 230g

  • 玉ねぎ 1/4個

  • 赤パプリカ 1/2個

  • ニンニク 大1かけ

  • 唐辛子 2本

  • ホーリーバジル(スイートバジルでも可) 適量(25g)

  • オイスターソース 大さじ1

  • ナンプラー 大さじ1

  • 砂糖 小さじ 1/2

  • サラダ油 大さじ1

  • ご飯 適量

つくり方

鶏もつの下処理

レバーとハツを切り離し、ハツは切り開いて血のかたまりを取り除いて2等分に、レバーは3等分に切り分け、水をはったボールに入れて5分ほどおいた後、流水で洗います。

鍋にお湯を沸かし、もつを入れて30秒ほどでザルにあけます。湯通しの目的は臭み抜きなので、中まで火を通すのは炒める段階で、になります。

食材を切る

赤パプリカはヘタと種を取り除き、さいの目切りに。玉ねぎとニンニクはみじん切りに、唐辛子は輪切りにします。バジルは葉とつぼみを茎から摘み取っておきます。

炒める

中華鍋にサラダ油を熱してニンニクと唐辛子を入れます。

ニンニクの香りが立ったら玉ねぎも加えます。

2分ほど炒めて玉ねぎの白っぽさがなくなったら、鶏もつを加えます。

さらに2分ほど炒めたら、赤パプリカを加えます。

さらに2分ほど炒めたら、オイスターソース、ナンプラー、砂糖を加えて炒め合わせます。

調味料が全体になじんだら、最後にバジルを加えます。

軽く全体を炒め合わせたら、すぐに火を止めます。

できあがり

丼によそったご飯にかけ、飾りのバジルをのせたらできあがりです。

鶏もつのガパオ丼

予想どおり、オイスターソースとナンプラーの濃いめの味付けに、ニンニクと唐辛子が効いて、バジルのさわやかな香りが特徴のガパオに、鶏もつもとてもよく合いますね。もっとメジャーになってもよいガパオだと思います。

先日、和風の「鶏もつ丼」をつくりました。

あちらはオイスターソースの代わりに醤油を、そしてバジルの代わりに長ねぎを使っています。

唐辛子と生姜という違いもあり、できあがりのテイストもだいぶ違いますが、奇しくも「鶏もつを濃いめに味付けして、薬味・ハーブを添えた丼」という共通点がありますね。

あとがき

今回、鶏もつのガパオをつくるに当たって、下記の動画が参考になりました。

動画の投稿者はバンコクに3年間滞在し、日本でタイ料理レストランを営んでいる方です。

動画の中で出てくる「ガパオの花を入れると風味がよくなる」というのは、なるほどと思いました。自家栽培しない限りバジルの花やつぼみは手に入りづらいので、このことはあまり知られていないのではないでしょうか。

春先に発芽した我が家のホーリーバジルは、用土の栄養素か、日照時間や温度が関係しているのか、因果関係は不明ですが、まだ梅雨前だというのに既につぼみを付け始めています。

これまでは利用する葉っぱに栄養が行き渡るように、つぼみや花は摘み取って捨てていたのですが、もったいないことをしてきました。


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