【拡散希望】外国籍の若者の生活実態調査の開始!
こんにちは。日本の差別に反対する学生団体、Moving Beyond Hateです。私たちはこれまで、日本の差別にNOと言わない空気を突き破るためにキャンペーンやアクションなどを通じて日本での差別に反対してきました。
Moving Beyond Hateは今年、入管問題に取り組んできました。入管の面会活動を行い、そこで起きている問題を発信したり、元被収容者のデニスさんとのイベントなどを行ってきました。
しかし、最近、面会活動を行っていく中で、収容・強制送還のリスクに晒されているのは「難民」などだけではなく、外国籍の若者も皆潜在的には些細なきっかけによって収容され、強制送還される可能性がある、ということがわかってきました。
例えば、実際に面会した人の中には、定住資格、ないしは永住資格を持っていたのにもかかわらず、刑罰を犯した(時には少量の麻薬所持などによってでさえ!)ということだけで在留資格を剥奪され、今まさに強制送還の危機に直面している人がいました。
また、私たちの団体のメンバーも、外国籍の若者の知り合いや友人から、国籍や在留資格を理由に入居差別を受けている、ローンを組めない、進学できないなどの話も聞いています。
日本社会で生まれ育ち、生活基盤を日本においていても、外国籍の若者は構造的に弱い立場にあります。なぜ国籍や在留資格を理由に差別することが許されるのでしょうか。
これらの問題は外国籍の若者が日常的に直面する深刻なものでありながら、ほとんど可視化されていません。
そこで、今回は実際に若者が国籍・在留資格などによってどのような問題に直面しているのか、どのようなリスクに晒されているのかを明らかにし、今後問題化するために、外国籍の若者の生活実態調査を行います。
調査の概要
外国籍の若者の生活実態の把握を中心に、以下のことについて聞きます。
・国籍、在留資格による差別、不平等を受けたことがあるか
・その他日常的に困っていること。
・身の回りや環境について
生活実態を明らかにすることで、外国籍の若者がどういう差別を受けているのか、どういう問題に直面しているのかを明らかにし、問題化していきます。
今後の取り組み
今後は調査結果をもとに、外国籍の若者が日常的にどのような問題に直面しているのかを分析し、問題の可視化のために調査結果をSNSやメディアを通して発表していく予定です*。
また、オンライン上での拡散によっては届かない同世代の外国籍の若者に対しても、現場で聞き取りを行い、問題化していく予定です。
最後に
5分〜10分ほどで回答できる調査ですので、拡散にご協力お願いします!
また、調査・今後のアウトリーチに参加したい方は気軽にご連絡ください!一緒にこの問題に取り組んでくれる学生メンバーを募集しています。
*個人が特定されない形で行います。また、頂いた回答は調査の目的以外で利用することはありません。
やさしい日本語(にほんご):
English Version:
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