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(8/26)夏休みが終わりそうでも皆勤賞!「鎌倉殿の13人」

自分は明日から待ちこがれた夏休み。やったー。

学生の皆さんはあともうちょっとですよね。楽しんでくださいませ。
あ、でもあともうちょっとだからって焦り過ぎて、けがなどしないように。休みはまたくるんだから。

って言われても、ですよね。
自分の気持ちを第一に9月を迎えてくださいませ。

さて本題に入ります。
8/21の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」・第32回を鑑賞しました。
で、感想を書いてみようと思います。

義時の闇落ちの理由を拒否ります

この32回は気分が上がらない回でした。

主人公の北条義時が、前回・第31回で暗黒面(ダークサイド)に落ちたと書きました。
でも義時がダークサイドに落ちた理由ってなんだろう?
スターウォーズのダース・ベイダーは妻の命を助けたい一心で闇落ちした分まだ救いがあったけど、義時の闇落ちの理由ってなに?

まあ鎌倉幕府のため、北条家のため、ですよね。
でもそれがために、前回で滅ぼした比企家の血を引く妻・比奈さんと別れる羽目に。お互い好き同士なのにもかかわらず。

正直、もうこういう日本人はみたくないっす。
わけのわからない大義だか体制だかなんだかのために、個人の幸せを犠牲にする蔑ろにする。
ドラマでは切ない感じで描かれていたし、それはそれで作劇的にうまくまとまっているのだけど、一歩引いた視点から見ると、なんだかなあって感じです。

歴史的に見れば、こういうことは幾度となくあったんだろうなあ。
でもそれを自分は美化したくないなあ。
ドラマの良し悪しとは別の次元で、比奈さんとの別れ方は拒否っておきます。
「義時、そりゃないよ」。

仁田殿の自害もつらかった

今回また、仁田殿が自害したのもつらかったです。
あの気持ちの良い笑顔が見られないと思うと、とっても残念。
でもほんとに残念なのは、自害に追いやられたということ。
責任感の強い仁田殿は背反する2つの命令に悩んでしまい、自ら命を絶ちました。

「命令」ってほんと嫌な字だよなあ。
命より大切な、もしくは命と同等の指示なんてこの世の中にないはずなのに。

同じような悩みを抱えている方が今の世の中でもいらっしゃると思うと、「切ないね」で済ますことができませんでした。
繰り返しになるけど、ドラマの良し悪しとは別次元で、こういう事を美化したくない。
仁田殿が命を絶つ理由は全くなかった、と抗議しておきます。

三浦義村・りく・後鳥羽上皇

ここからはちょっと気分を変えて、三浦義村とりく、後鳥羽上皇の話。

個人的に「鎌倉殿の13人」の後半戦の軸と考えている4人(義時、三浦義村、りく、後鳥羽上皇)の策士たちの動きが活発になってきた。
この4つ巴がたまらない。

そして、つ、ついに義村のオープニングクレジットの順番が変わった。
結構後ろの方になりました。
かわって今までの義村のところに後鳥羽上皇が入りました。
これはいったい何の前触れなのだろうか?

個人的には三浦義村が一番の推しなのだけど、ここにきてりくさんの活躍がとっても気になる。
家族思いでノリの軽いマクベス(時政)をマクベス夫人(りく)がどう操るのか?
源義経に次ぐ新解釈の香りがぷんぷんします。楽しみ。

最後に、後鳥羽上皇が遊んでいたおもちゃ、あれは一体何だろう?
和風のジェンガみたいなやつだった。
お公家様って、かるたとか百人一首のイメージだけど、洋風の感じが新鮮でした。
最後積み重ねたものをバーンと壊していたけど、日本人のよくないところもバーンと壊してほしい。

反対に、いいものはどんどん積み重ねたいですよね。
自分は何を積み重ねたいかなあ。

う~ん、「休日」を積み重ねたい。
こりゃ自分の怠け心もバーンと壊してもらった方がいいな。。。
あと、お腹まわりの脂肪も。。。
なんてね。

また9月にお会いしましょう!

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