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若者の「価値観」の変化とは・・・      〜ゆとり世代は「コスパ」、Z世代は「タムパ」〜

今回は、近年若者の“進化の指標”として取り上げられる
「コスパとタムパ」についてお話しします。

申し遅れましたが、
企業動画制作サービス「ムビハピ」で 企業動画コンサルタントをしております。佐藤広樹と申します。

簡単に会社の紹介させて頂くと弊社は、
元 TV 局員で弊社代表の上野が実際に企業動画を発注しようとした時に
「テレビのように反響が 大きく、人を動かす動画」
制作出来る企業がなかったことに着目し、 立ち上げたサービスです。

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案件は全て元TVディレクターが制作し、
共感や感動、そして人に行動を起こさせる企業動画を
日々制作しております。
本日は企業動画コンサルタントの視点から
若者の価値観の変化について、解説していきたいと思います。

それでは、早速本題に入っていきます。

まず”コスパ”ですが、
「コスト・パフォーマンス(費用対効果)」の略であることは、
多くの方がご存知だと思います。

主に「ゆとり世代」(現27~33歳)が
10年ほど前から盛んに口にし始めた概念です。

一方の”タムパ”は
「タイム・パフォーマンス(時間対効果)」の略で、
ゆとり世代の一つ下の
「Z世代」(現17~26歳)へのインタビューで、
2~3年前からよく登場するようになりました。

「コスパ」という言葉は
ゆとり世代に分類される自分にとっては馴染みのある、
日常でもよく使う言葉ですね。

たとえば、
「このメーカーのイヤホンは、一見すると安いけど、
実は故障しやすいから『コスパ』でいえば高くつく」

つまり、コスパが悪い

「某ブランドAの腕時計は、ブランドBより高いけど、
 リセールバリューがいいから、コスパで言えばおトク」

つまり、コスパがいい

という感じですね。


ここから見えるのは、
ゆとり世代は「いま安いか高いか」だけでなく
「中長期的に見て、得か損か」を考えているということです。

ゆとり世代=メルカリなど
フリマアプリに慣れた世代です。

フリマアプリでは、
1年前に商品Cを買った人たちが、
いまどの程度の価格でその(中古の)商品を出品しているか、
またどの程度の値付けをすればCが売れていくのかが分かります。

つまり、「いま」だけでなく「以前」の商品が、
「その後」いくらぐらいで売れるのかが中長期的に分かるのが、
フリマアプリの特徴です。

だからこそ、現時点のコストだけでなく、
「その後」のパフォーマンス(効果)を意識する概念
根強くなっと考えられています。


では、その下の「Z世代」はどうでしょうか。
ゆとり世代とZ世代は、
いずれも「デジタルネイティブ」と評されますが、
微妙な違いがあります。

ゆとり世代の一番上(1988年生まれ)が10歳を迎えたころ(1998年)、
社会にはすでに「ウィンドウズ98」や、
ケータイ電話などが徐々に普及し始めていました。

つまり、

小さい頃からインターネットやケータイに囲まれて育ったのが、
ゆとり世代です。

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対する「Z世代」は、

「スマホネイティブ」
「SNSネイティブ」

と呼ばれます。


Z世代一番下(2004年生まれ)に至っては、
4歳のとき(2008年)、すでに「iPhone 3G」が発売されており
スマートフォンが普及し、
インターネットが人類で一番身近に感じながら育ってきた世代です。

そして学生時代には、LINEやSNSを手足のように操っていました。


最近では、動画サイトの著しい進化によりYouTubeやTikTokなど、
“動画”との親和性が非常に高い世代とされています。

Z世代は現17~26歳です。
彼らが「就活(就職活動)」の中心になり始めた3年ほど前から、
企業において「業務マニュアルを動画にする」
といった取り組みが盛んになりました。

また、大学の授業でも
「間に動画を10分程度挟まないと、学生の集中力が持続しない」
などと言われるようになりました。

必ずしも「Z世代がせっかちだから」ではありません。
ただ、現40、50代の青春時代とは比べものにならないほど、
動画を含めたネット空間にある膨大な情報のシャワーを、
Z世代は10年ほど前からずっと浴び続けてきました。


総務省の報告(2014年 情報通信白書)によると、
世界中で生み出されたデジタルの情報量が
988エクサバイトとされたのが、2010年。

これが、IDC (International Data Corporation )の発表では、
2020年に5万9000エクサバイトに急伸したと見られ、
単純計算でいえばこの10年間で、
世界のデジタル情報量が約60倍にも増えたことになります。

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出典:総務省


Z世代はまさに、その過程で青春時代を過ごしてきました。
情報の取捨選択は、たとえ数秒であっても「時間」を要しますから、
「Time is Money・・・時はカネなり」
身につくのも自然な事と言えるでしょう。

また「Amazonプライム」のように
毎月一定額を支払うことで商品がよりスピーディに配送されるといった
サービス(サブスクリプション)も、
ここ数年で続々と様々な分野から登場しています。

すなわち貴重な時間も、
いまやお金で買うことが一般的になりました。

故に、コスパだけでなく
「タムパ=タイム・パフォーマンス」を強く意識するのが、
Z世代の特徴でもあるのです。

もっとも、これだけ価値観が多様化した現代において、
一人ひとりの男女を「世代」で一つにカテゴライズするのはナンセンスだ、
との考え方もあります。

しかしそんな議論が行われている中で、
大手・中小関わらず就活生への動画を使ったアプローチは
もう既に様々企業で、導入または検討されています。

会社説明会や面接が対面ではなく、
オンラインで行うのが一般的になりつつある現代で、
優秀な人材の奪い合いは、もう既に始まっています。

10年後会社の中核となってくれる
優秀な人材の獲得戦争を勝ち抜くには、
コンテンツ力のある動画で現代のオンライン戦争を
勝ち抜かなければなりません。

たかが1本の動画と侮る方もいるかもしれません。
その動画があるかないかで、
会社の命運が左右される可能性もあります。

企業の人事担当の方はいま一度、
貴社にとって動画は必要か、不必要か考えてみてはいかがでしょうか。

ただ、そんな事を言っても 動画を使うのは検討しているが、
・どうやって動画を作ればいいのかわからない
・企画考える時間がない
・従来の動画では満足できない

というお悩みがとある思います。

でも、ご安心ください。

弊社は全案件元TVディレクターが、
目的に沿った効果的な動画を作る事ができます。
個別の無料相談を行っておりますので、
お気軽にご相談ください!


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