映画『ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア』を観る。
あらすじ(ネタバレあり)
「天国ではみんな海の話をするんだぜ」という言葉をきっかけに、余命僅かな男2人が海へ向かうロードムービー。2人は車を盗み人生最後の旅へ出るが、その車はギャングの愛車であり、トランクには大金が積まれていた。しかし、何も知らない2人は強盗を繰り返し警察からも追われる羽目に。最後はギャングの親玉の元へ連行されるも、時期に死ぬことを伝えると、同情からか解放される。そして、ついに生まれて初めて海を目の前にし、2人はそっと眠りにつくのだった。
テーマ:人生最後の時間の使い方
主人公の目的:海を見る
観て良かったと思える映画は、やっぱりエンディングがいい。
確実に漂っていた死の匂いはここに繋がっていたのだ。
ドタバタ劇からのあの静けさ、胸にぐっと来るものがある。
旅の目的を達成した安堵感と、これから始まる未知の旅に
寒々しい海はよく似合う。
生と死をこんなにも爽快感たっぷり描いた作品はそうそうないだろう。
短い上映時間ながらも、満足度が高い一作だった。
次はソルティドッグ片手に観ようと思う。
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