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山のこと

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山を、ひとりで歩くのが好きです。山はいつも、何も言わず、僕を迎えてくれます。
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3年ぶりに、靴を買い換える。

3年ぶりに、靴を買い換える。

山登りが、僕の生きる支えになっている。

パン屋の修行で死ぬほど疲れても、休みの日には地元の山に登りに行く。
好きな音楽を聴きながらひとり、もくもくと歩く。
2時間もかからないこの山に登って、下りてくると、なぜか心も体もスッキリしている。
さあ、明日もがんばろう。という気持ちにさせてくれる。

左の靴が、地元の山専用の超軽量登山靴。
片足、450グラムで、低山なら文句なく快適に歩くことができる。

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山に咲く桜。

山に咲く桜。

いま、ちょうど見頃の桜。

町の桜、山桜もずいぶんと前に散ってしまったけど、頂上、頂上付近の桜は、ここのところの雨にも負けず、元気に咲きほこっていた。

桜は青空に良く映える。
この、穏やかな、どこまでも平和に思える景色が、どこまでも続く青空に染み渡っていく。

鎌ケ岳に登る

鎌ケ岳に登る

鎌ケ岳は、三重の槍ヶ岳と呼ばれる鈴鹿山脈のなかでもアルペンチックに登れる僕の大好きな山です。

槍ヶ岳は登ったことがないのですが、この鎌ケ岳のボリュームは、三分の一くらいな気がします。コンパクトにアルペン気分で登れてそこそこ近いので、僕は大好きな山です。

標高は1161m。今日はとても暑い日でしたが、1000mを超えると風が心地よく、とても快適に過ごせました。とはいえ、行って帰ってくるまでには汗

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山の上の花 6月

山の上の花 6月

今日は夜勤明け、0時半から9時過ぎまでの夜勤を終えたあと、そのまま僕は山に行きます。

この、眠れてない状況に加えて、いつもザックが20㎏になるくらいの重さを背負って登ります。僕はいったい、なにを目指してるんでしょうか?

登る山はほとんど、地元、伊勢の、標高555メートルの低い山なんですが、この先、どんな山に登っても簡単にヘタらない程度には体力をつけておきたい。と、仕事休みの日は大雨でない限り、

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常念岳~兄弟で山登り~

常念岳~兄弟で山登り~

弟と二人での初めての登山をいつかしてみたいと思っていました。
今はそれぞれ三重と東京で離れて暮らしていますが、申し合わせたわけでもないのに、二人ともいつのまにか山登りが好きになっていたのが不思議な話です。

そんな二人が一緒に登るならどこがいいだろうと考え、お互いの場所からアクセスが同じくらいになる長野の山、そしてやっぱり北アルプス、初心者向けと聞いていた常念岳、と考えがまとまっていきました。

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