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日本先進会の研究(17) 教育の大改革①義務教育の拡大と受験の廃止⁉


 日本先進会が掲げる「中長期の大改革」は、やはり教育の分野にも及ぶようです。 2回に分けて紹介する1回目は高校までの教育改革について。 

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 国として教育への投資が不充分だというのは問題ですよね。 少子化対策への投資も不十分だし、この国は未来がどーなっても構わないとでも思っているのでしょうか? それではいつものように日本先進会が指摘する問題点を載せてみます。

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 誰もが違和感を覚えつつ何となく流されてきたコトですよね。 そして私のようなひねくれものはその違和感に抗うために勝手に勉強を放棄して、結果現在の学力が足りない私が出来上がると(涙)。 ・・・それはともかくひとつずつ取り上げてみます。 まずは基礎学力の部分について。

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 そうそう、学校の勉強しても社会で活用するコトが難しいのです。 それに気づいた私はひねくれ・・・(以下略) 続きまして受験制度について。

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 これも悲しい現実ですよね。 そして高学歴で高収入の人が結婚し子供を産んで、また教育環境に恵まれた人が育っていくというサイクルが出来上がっています。

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 これまでの改革って何が変わったのかすら分からない改革で、何なら「改悪」になっていますよね。 そして3番目の実務教育について。

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 英語教育が足りないのは確かだろうけど私としては国語教育を充実させるコトが先だろうと。 言語の基となる国語力が高ければ英語もより容易に見につくハズなので。 それと金融に関する教育ってのは学生の段階で叩きこんでてほしいですよね。 それが著しく欠けているせいで社会人になってから現在まで苦労しっぱなしなので(涙)
 ではこれらを解決するために日本先進会が主張する政策が、コチラ。

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 えぇぇ!? 高校も義務教育にするのぉ!?? それに加えて幼児教育もかぁ・・・

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 まぁ確かに幼稚園は当たり前のように行かされていたし、小学校に上がった時に幼稚園で会ったコトない人がいたのは驚いたもんなぁ。 それは義務教育にしても良いのかもしれませんね。 ただ、高校は・・・

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 18歳まで教育環境に拘束するというのはどうなのでしょうか? きっと政策に掲げているMMT論に基づく経済成長で子供が中卒で働く必要は無くなるとでも言いたいのでしょうがそれこそ多様性の観点からいっても15歳で社会に出る自由は担保されて良いのではないでしょうか? 

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 安室奈美恵さんだって、

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 将棋の藤井八段だって中卒ですよ。(もちろん彼らのようなケースが稀であるとしても)既に社会に通用する能力を持っている人は高校に行かずに社会に出られる環境は保証すべきではないでしょうか? それにこれから少子化で労働力が減っていくんですよ? ただでさえ少子化対策には消極的で移民政策にも否定的なのですから中卒で社会に出る人は貴重な労働力なハズですが・・・ ちなみに2番目の「受験制度の廃止」も高校までの義務化を前提にした話で、

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 受験勉強が無くなって学校教育の成果が大学進学に反映してくれたら理想ですが、それと高校までの義務教育は結びつけなくても良いような気もします。 そして3番目の「教員養成」については?

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 と、いうコトですが、そもそも学校教育と受験教育が別物である中で受験教育のエキスパートである塾講師が学校教育現場に入って戦力になるのでしょうか?

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 戦力とするためには研修期間は必要でしょうが有給にしようが報酬水準を上げようが一流の塾講師はそれよりも高い給料を貰っているでしょうし、そもそも受験教育に特化した塾講師に学校教育のエッセンスを加えるコトと新義務教育に適した教員をイチから育てるコトは、大して養成期間が変わらないように感じます。
 日本先進会はとかく「多様性」を主張するのですが、この件の塾講師だったり中卒の15歳だったりの選択肢を絞って多様性を奪うような政策を言うコトは違和感を覚えます。 どこかしら “上から目線” というか・・・

 次回は大学の改革について紹介&ツッコミをします。


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