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【ダースレイダー × プチ鹿島】ヒルカラナンデス(暑い 第65回


 毎週金曜お昼のお楽しみ、令和の時代にYouTubeでお送りする “床屋政談” こと「#ヒルカラナンデス」の7/16配信分です。

(記事を書き溜めて載せるのを忘れていたら時間が経過してしまいましたが、せっかく書いたんで・・・ 載せさせて下さいっ<m(__)m>)

 新型コロナ問題、オリンピック問題と語る内容は多い中で今回のハイライトは鹿島さんが紹介した映画「東京クルド」の話。

 故郷トルコで受けた迫害から逃れるために日本に来たクルド人の一家。 難民申請を続ける兄弟二人を中心に追ったドキュメンタリーです。 難民認定率1%の日本なので申請は許可されず現在は入管の収容を一旦解除される「仮方面許可書」が出ているので街で暮らせているものの住民票も無く就労も移動の自由も許されていない状態です。
 在留資格を求める声に対し入管職員が笑いながら言い放った言葉・・・


「だったら帰ればいいんだよ」


 入管問題を含む難民・移民問題というのは未熟な私にはテーマが大きすぎて、正直言うと避けていた部分が有ります。 ただ、先進国(らしい)日本において難民認定率が1%ってのは論外中の論外だし、そのくせ安い労働力は欲しいから外国人労働者を「技能実習生」という名前で受け入れて使い倒し、そのクセ日本への移住は認めず期限が来たら帰ってもらうという欺瞞
 私自身は難民を受け入れる土壌が無くて何が先進国だと思っています。 一方で移民については国内労働者の条件改善がまず先だと思うので移民受け入れには慎重派なのですが、外国で働きたいとする労働者は市場が “世界” なのだからどこの国よりも条件を良くしなければならないハズで現状の「技能実習生」などというふざけた制度なんて続けてると、いずれ誰も日本に働きに来なくなり、最悪日本人が外国に労働に行く日が来るのではないかと危惧しています。 そういったことにも向き合うために、この映画は見ておきたいと思いました。

 その他、「菅総理の緊急事態宣言は “RIZAP状態” 」「西村大臣は三年前から酔っぱらっている」など鹿島さんならではの見立ても光る2時間、お時間のある時にでも見ていただきたいです(私みたいに音声を聞き流すのもオススメですよ



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