田﨑史郎氏の取り扱い方

　ひとつ前の記事の続きの話ですが、「ひるおび！」には「田崎史郎」氏という超一流の “政権の犬” が出演しています。

（春の田﨑史郎氏）

　安倍元総理から岸田現総理に至るまで、首相がマスコミを招いて開く会食には必ず顔を出し、テレビ番組に出ては政府寄りの発言を繰り返す。 その言動が反自民界隈をイラつかせているコトでお馴染みですが、前の記事で取り上げた眞鍋かをりさん同様、アタマに来る前に田﨑氏がテレビ番組で徴用されている理由と発言の意図を考える必要が有るかなぁと私は思うのです。

（職人直伝の田﨑史郎氏）

　田﨑氏自ら「たとえ代弁だと批判されても、政権担当者がどう考えているのかを伝えることが仕事」と朝日新聞で語っている通り、何を言われようが政権内部に入り込んで得た情報を伝えるのを使命と捉えているようなので、安倍元総理の応援団でしかない(「Hanada」「WiLL」常連のような）方々と違い、ジャーナリストとして政権の情報を発信しているのでしょう。

（モンストとコラボする田﨑史郎氏）

　ならばコチラも田﨑氏の発言に脊髄反射で怒るのではなく、

「なるほど、政府が世論を誘導したい方向は、そこなのね！」

　と捉えるコトで自分の中の「政治的公平」を保つ材料とするのが、田﨑氏の取り扱い方法として良いのかなぁ、と私は思っています。

（決算期にダブルで還元する田﨑史郎氏）

　ちなみに、その田﨑氏は「Hanada」「WiLL」には一切寄稿していないらしいですね。 きっとそれが “ジャーナリスト” 田﨑氏なりのプライド、矜持なのでしょう。 その分、私はその二誌に嬉々として登場するような「安倍応援団」よりは信用・信頼しています。

まぁ、どっちも “政権の犬” に変わりはないですがね。