見出し画像

小規模事業者持続化補助金の申請ポイント (2024年度版)

補助金の中でも、小規模の使いやすい制度で、
「小規模事業者持続化補助金」があります。

事業者さんが自力で申請、採択、補助金受給までの手続きをやろうと思えば、できなくはないのですが、全体像がわかっていないと、なかなか大変。

申請様式の解説記事を見つけたので、備忘録的にご紹介します。



補助金制度の目的と自社の目的が合っているか?

補助金は制度ごとに目的があります
補助金の公式HP、公募要領などをよく読んで、確認することが、第一歩です

ちなみに、「小規模事業者持続化補助金」も似たような名前で、複数の制度があったりします。例えば、商工会議所と商工会連合会が運営する2つに分かれていて、HPも別です。まず、こういう情報を知っていることが大前提。

よくわからない場合は、補助金事務局か、この場合だったら商工会議所へ行って、色々質問してみるのもいいですね。申請にあたって、商工会議所のチェックが必須だったりします

現在は第17回の公募開始前で、すぐに申請はできませんが、
申請を検討される方は、第16回の資料を見て、事前準備しておくと良さそうです

申請要件を満たしているか?

  • 申請主体(会社の種類、規模、業種、従業員数)

  • 事業内容

  • 補助対象経費(種類、金額)

補助金制度が想定している条件と
自社が想定する条件が合っているか?

最初に確認が必要です
色々検討したけど、結局、申請してもムダ、ということもありえます

「小規模事業者持続化補助金」の場合は、
従業員が5名以下、製造業は20名以下、などの制限があります
ちなみに、個人事業主もOKです
開業(設立)済であること、開業前は申請できません。

採択される事業計画書をつくる

色々なサイトやYouTubeで解説記事がありますが、
情報が多すぎて、わかりにくい

こちら、中小企業診断士協会の記事で、よくまとまっています
簡潔すぎて、わかりにくい部分もあるかもしれませんが、
このくらい全体像を俯瞰して理解してもらえると、いいな、と思っています。

  1. 経営計画書(会社全体の説明、過去、現在、未来)

  2. 補助事業計画書(申請しようとする事業展開の説明)

  3. 経費明細表(補助対象経費の明細)

大きく、上記の3点が重要で、
それぞれが意味、文脈がつながっている、
1つのストーリーになっていることが求められます。

公募要領の冒頭に、以下の記載があります

【事業概要】
小規模事業者等が今後複数年にわたり相次いで直面する制度変更等に対応するために取り組む販路開拓等の取組の経費の一部を補助することにより、地域の雇用や産業を支える小規模事業者等の生産性向上持続的発展を図ることを目的とします。

本補助金事業は、持続的な経営に向けた経営計画に基づく、販路開拓等の取組や、その取組と併せて行う業務効率化(生産性向上)の取組を支援するため、それに要する経費の一部を補助するものです。

解説記事と併せて、確認してみてはいかがでしょうか?


最近は、あまり直接関わっていないのですが、
補助金活用のご相談を受けることが多いので、メモ的に整理してみました。

では今日も、行ってみましょう~!!



この記事を書いたのは、
収益の柱を増やす「未来実現パートナー」 川原茂樹
https://mousoubiz.com/
https://twitter.com/mousoubiz


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?