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馴染みの神社に御礼参り「寒川神社」

なじみの神社に今年一年のお礼参拝に行ってきました。
東海道線茅ヶ崎から相模線に乗って「寒川神社」へ。

初めてこの神社に行ったのは2年前。
出雲大社を彷彿させる拝殿の大しめ縄が印象的で、境内も広々としており、正月だったにもかかわらずゆったり参拝できて、いっぺんにお気に入りの神社になりました。

以来、1年に少なくとも3回は行っているでしょうか。

令和2年1月4日 初めて参拝したとき拝受した御朱印


八方除けで有名な神社で、ご祈祷依頼も絶えずあるようです。今回もちょうどご祈祷されている時に参拝できてラッキーでした。


ここでちょっとしたトリビアを。

神様が本当に存在しているのかどうか?と言うのはさておき、もしいるのだとしたら、人間の目では見えないとても波動(周波数)の高い存在ですので、おいそれと人間が簡単につながることはできません。

人間が、少しでも神の世界に近づくためにはそれなりに自分たちも波動を高くしなければいけません。そのためには浄化が必要です。これを「邪気祓い」とも言い、神社は、神様に参拝する前に、人間についているありとあらゆる穢れを祓うため、いくつかの手順を踏まえて建てられています。


鳥居(結界)

鳥居は結界です。人間の世界と神の世界の境界線です。必ず一礼をしてこの鳥居をくぐることによって、ひとつだけ神の世界に近づきます。


参道を歩く

砂利が敷き詰めてある参道をよく見かけると思います。砂利の上を歩くと音がします。こうやって音を立てて歩くことで邪気を祓っていきます。


阿吽の狛犬

狛犬の代わりに狐や牛、亀がいたりします。たいがい睨みつけていたり、怖い顔をしているのが一般的です。これは魔除けです。悪いものを祓うためにそのように作られているのです。怖い顔した狛犬の間を通ることによってまたひとつ邪気が祓われていきます。また狛犬は神社の神様や境内全体をも守っている存在です。


お賽銭

「賽銭箱」や「喜捨箱」。お寺さんでは「浄財」と書かれてあったりします。昔は「賽米箱(さいまいばこ)」と言われていたようです。お金でなく米を奉納していたんですね。
そして賽銭箱に硬貨を入れるこの行為。わたしたちは普段何気なくしておりますが、これも邪気祓いのひとつです。
かつて、米には神様の魂が宿っており、これを奉納することで邪気祓いや魔除けができると信じられていたのが今に伝わっています。
お金は決して放り投げてはいけません。音を立てて箱に入れるのです。


柏手を打つ

ここにきてはじめて神様と向き合うことができます。
柏手を打つのは神様を呼び出すと言う意味合いもあり、邪気をはらうためとも言われています。
また、右手は自分、左手は神様の手とも言われ、このふたつを合わせることではじめてつながれるということを聞いたことがあります。ただしこれは確かなことではありません。ですが、わたしが柏手を打つときは、最初左手の方を少しだけ上に上げて、打ち終わったら右手と同じ位置に下げ、神様に降りてきてもらうようにしています。
単純に気持ちの問題ですが、参考までに。

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