お月さまのようにまんまるな心になる
阿字観瞑想(あじかんめいそう)を体験してきた。
「瞑想」とひとくちに言っても世の中には色々な瞑想法がある。わたしが普段実践しているのはヴィパッサナー瞑想と言って、呼吸に意識をむけ湧いてきた思考や雑念をひたすら観察すると言うものだが、臨済宗や曹洞宗の禅寺で行う「坐禅」もそれに近いやり方をしている(厳密には違うが)。
対してこの「阿字観瞑想」は、真言宗のお寺で行われている瞑想法で密教の瞑想法とも言われている。
一風変わった瞑想法だった。
やり方としてはまず、お経を唱えても