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初めて娘と会った日から数日。

娘が産まれて1週間が経った。

産まれた次の日に息子は初めて娘と会った。
当日は妻と娘が入院していた産院へ保育園の帰りに立ち寄ったんだけど、そこへ向かう途中で眠ってしまって会えずじまいだった。

翌日、ふたりは初めて会うことができた。息子には、産まれること、産まれたことはすでに伝えていたからすっかり家族が増えることを楽しみにしてくれていた。

部屋の扉を開けると、目の前には妻がいた。だけど、真っ先に向かった先は妻ではなく娘の方だった。
娘を抱っこする息子は、本当に嬉しそうな表情をしていて、僕は親バカを丸出しで優しい子だな。と感心した。

産院で履くスリッパも扉も自分でやるが大事。


ふたりが退院した翌日から妻の実家に家族総出で居候させてもらっている。3世帯が暮らす家にボクたちが加わって4世帯で暮らしている。血が繋がっていなくても、兄弟たちの友達でも、家族のように迎え入れてくれるこの家族が好きだ。

息子は甥っ子や姪っ子と一緒に遊ぶことができて、いつもの寝る時間をかなりオーバーして遊んでいる。早く寝て欲しいと思う気持ちとこういう時くらい目一杯夜更かしをして楽しんでほしいという気持ちとが毎日闘っている。

1ヶ月間保育園を休んでいる息子は、あの手この手で色々なおもちゃや場所、生き物と遊んでいる。この前は、保育園帰りの甥っ子たちと一緒に水風船をした。娘が産まれたことによるストレスのはけ口が彼らにいくこともあるんだけれど、こうして感情のやりくりを覚えるんだろうと思う。

ガマンをしてくれている人がもう一人。
優しく接してくれる甥っ子。
姪っ子は、息子にヤンチャを教えてくれる。

娘が産まれたことをすんなり受け入れてくれたように見える息子は、きっとたくさんのガマンを覚えている最中だ。妻に抱っこをせがもうとしても、そこには娘がいる。仕方なしにボクの方に来るかと思いきや、おおばあばやじいじ、ばぁばの方へ行っていて、お父ちゃんとしてはなかなかにもどかしいんだけど、これも今のうちだ。

期間中、嬉しいことに息子と接する時間がさらに増えた。特に嬉しいのは、寝るときにボクの足やお腹、頭にまで足をのっけたりして寝るようになったことだ。娘が生まれる前は、妻にしていたことをボクにもしてくれるようになった。甥っ子たちが保育園に行っている間、息子はずっとそばにいる。プラレールやお菓子を買うのを口実に色々なところに連れ出そうとしているけれども、じいじたちがいるとなかなかそうはいかない。

一昨日は、息子とふたりで山遊びに行った。学生時代から妻とよく遊びに行っていた川遊びスポットへ行って、梅雨前の川遊びをした。去年は冷たくて大量の渓流の水に驚いて、あまり足をつけたりしていなかった記憶があるんだけれど、今回は一人でずんずん歩みを進めていて成長を感じた。サワガニもクワガタも捕まえきれなかったけれど、また行ったときに捕まえればいい。

背負う重さが増える分、嬉しくなる。

あっという間に大きくなっているから、今のうちにこの重さを噛み締めておこう。

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