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「自分を信じ、自分軸で生きるということ」ジョン・キム著、媚びない人生(ダイヤモンド社)を読んで

皆さん、こんばんは。山崎美穂です。

最近、友達と話していて、「今も幸せだけど、残りの人生をなんのために生きるのか」という哲学的な話になり、ふと思い返した本がありました。

本記事では、自分が影響を受けた本の一つである「媚びない人生」(ダイヤモンド社)について書いていきます。
アマゾンはこちら(ジョン・キム 著)

悩んでいる読者に向かって、
「自分と向き合い、悩みなさい。そして、どんな瞬間も自分を信じなさい」
とエールをおくる本。絶対不可侵の、純度の高い自分になるために。そして、この瞬間を生き抜くために必要な考え方を著者は語ります。誰も見たことのない自分だけの地図を書くことができるようになる本です。

(出典:Amazon)

2012年に発売されており、こちらの本は先輩にオススメ頂いて初めて読んだのですが、今日はこの本について書いてみました。

①媚びない人生を読んだときのこと

第1章「今」と向き合う 自然体になれる強さを手に入れる
第2章「自分」と向き合う 富士山でなく、エベレストを目指せ
第3章「社会」と向き合う 不可抗力に逆らわず、可抗力の統制に集中する
第4章「他者」と向き合う 絶対不可侵領域を持った自己を育てる
第5章「仕事」と向き合う 超ガラパゴス人材になる
第6章「人生」と向き合う 5年後の計画は立てるな
第7章「未来」と向き合う 純度の高い自分を創る

媚びない人生

いつも本を手にとった時に、章立てに目を通すのですが、「章立てを見ただけでも気になりすぎる、、、」という第一印象。

そして読み進めて感じたことは、自分自身の内なる会話を言語化し、共感し、そして前進させてくれる本だということでした。

ひと目を気にすることや、つい正解を求めてしまうこと。
それをずっと追いかけてきたからこそ、人から見られる自分自身や人に期待される自分自身と、自分がおもう本当の自分自身との間に強烈なGAPがあって、それにもがいてきた過去だったなと思います。

たしか本を読んだ当時はまだその葛藤の中にいて、キムさんのおっしゃる「もがいている自分は正しいのだ」ということに、とても背中を押していただきました。

そして今は、自分自身の迷いや葛藤に向き合い、失敗や挑戦を繰り返しながら前進している今この瞬間こそがおもしろいのだと、本当の意味で肩肘張らずに思えるようになってきたんじゃないかと振り返ったりしています。


②代々木公園での偶然の出会い

本を読んだ後の出来事ですが、友人と代々木公園に遊びに出かけていました。そこに一見学生から社会人まで幅広い方々が集まっているにぎやかな集団に出くわし、気になりすぎて声をかけたところ、キムゼミの方々で、なんとジョン・キムさんご本人もそこにいらっしゃいました。

偶然すぎる出会いに興奮し、少しご挨拶をさせていただいたのですが、とても穏やかに丁寧に接していただいたことを今でも覚えています。

③ジョン・キムさんの問い

人間は確実に死ぬ。
死んだ後に、君はどんなふうに人々に記憶されたい?
君の生きた証しというものについて、
君はどんなふうに今、語れるだろうか?

媚びない人生

著書の中で、学生に向けて問いかけるシーンについての記載がありますが、この問いに皆さんならなんて答えるでしょうか。

この正解もない問い、自分自身も学生のときは、答えられなかっただろうなと思います。
視野を広げようと今まで海外経験もないのに単身バックパッカーでヨーロッパに巡ってみたり、何もすることがないという余白の時間で内省にふけってみたり、安全圏という枠を突破すべくお酒を飲んで限界を突破してみたり、自分なりに精一杯向き合おうとしてきましたが、結局答えという答えが見つかりませんでした。

なぜならば、当時はおそらく自分に向き合い答えを探すというプロセスが大事で、答えを決めることが目的でなかったのだと思いますし、人や本にヒントを求める選択をしなかったからだと思います。

社会人になって、沢山のことを経験して、自分自身変化してきました。
今後また沢山の経験をして、自分自身が変化し、媚びない人生を読んだ感想が変わっていくことが楽しみです。

まとめ

今回は、ジョン・キムさんが書かれた、媚びない人生について書いてみました。

人生の価値は、自分が自分をどれほど信じたか、で決まると思う。
だから何があっても自分に対する絶対的な信頼を失わないことだ。
絶対不可侵領域としての自己を確立し、どんな状況に置いてもそれを貫くことだ。

媚びない人生

見開きでも紹介された、この「おわりに」でのメッセージを今も大切にしながら、これからも美しい人生を生きていきたいと思います。

自分を信じ、自分軸で生きるということ。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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