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◆ 左利きには天才が多い!

哲学者のアリストテレス。
アインシュタイン、エジソン。
ダーウィンなど「天才」と呼ばれる
偉人には、左利きが多いと言われて
います。

また、モーツアルト。
レオナルド・ダ・ビンチ。
ピカソなどの
世界的に有名な芸術家にも、
左利きが多いと言います。

近年では、
マイクロソフトのビル・ゲイツ。
オバマ元アメリカ大統領も
左利きです。

今回は、
右手だけを使うよりも、
左手も使った方が圧倒的に
脳の活性化にいいという
話をしたいと思います!

こんにちは、kindle評論家のやまです。

8冊目を執筆中です。
まとめたこと、気づいたことなどを
書いて行きたいと思います。
よろしくお願いします。


『すごい左利き』の著者、
加藤俊徳 医学博士によると、

人は手を動かすことで、脳を
発達させてきたと言います。

200万年前、
アフリカのサルが
樹上から地上に降りてきて、
直立二足移動をするようになった
のが、私たち人類のスタートと
なります。

直立二足歩行になったことで
両手が自由に使えるようになり、
細かく作業を分けて行うことが
出来るようになりました。

転びそうになったり、何かに
襲われそうになったりなどの
危機的な状況に陥ったとき、
とっさに右手でかばうなどの
優先順位があらかじめ決まって
いると、
ムダな動きが減って
危険を回避する確率が高まり
生命維持にも直結するため、
人には「右利き」や「左利き」が
出来てきたと言われています。


例えば、
人間は左側に心臓があるため、
急所を守りながら右手で
戦う必要があったから、右利きが
増えたという説があります。

より複雑な道具を活用し、
獲物を狩るために、言葉による
コミュニケーションと必要になり、
言語脳である左脳を発達させた
人類は、
左脳が動きをコントロール
する右手を使うようになった
という説もあります。

すでに
旧石器時代には右手が多く、
右手を使う道具が多く作られてきた
からという説もあります。

150万~200万年前になると、
左手に傷を負ったサルの頭蓋骨が
貝殻からたくさん発見されています

このことから、
当時の人間の多くは、
右手に斧を持っていたと
考えられます。

その後、
約40万年前に出現した
現生人類に最も近いヒト属で
アフネアンルタール人では、
道具を使う場合にも、すでに
右手にが多かったデータが
示されています。

これが、
人類の約9割りに右利きが
多かったと言われる所以です。

90%が右利きという社会の中で、
はさみが使いづらかったり、
包丁や缶切りが使いにくかったりと
左利きの人は、小さな頃から
右利き優先に作られている世の中に
不便さを感じてはいないでしょうか?

字を書くと手と紙が汚れてしまう。

スポーツ観戦などで並んで座ると、
となりの人と肘がぶつかってしまう。

スポーツや楽器の左利き用品が高い。
そもそも少ない。

しかし、
左利き方は右利き優先の社会に
順応しようと、
左手だけではなく
右手を使う機会が多いため、
両手で両方の脳を刺激できると
言います。

例えば、
ビンの蓋を開けるとき。
ネジ回しを使うとき。
またガスの元栓を閉めるとき。

右手の方が
やりやすいという人が多いと
言います。

自動販売機にお金をいれる時。
自動改札機を通るときなども、
右手を使う方が便利という方が
多いです。

文字を書くことやスマホの操作は右。

ボールを投げるときは左

という人も少なくありません。

そのぶん
左利きは、両脳を刺激する
機会に恵まれていると言います。

この左利き独特の脳の使い方が
生み出す『ワンクッシ思考』が、
すごい左利きを生み出す最も大きな
要因になっていると加藤俊徳氏は
言います。

『ワンクッシ思考』とは右脳と
左脳をつなぐ神経線維の太い束で
ある『脳梁』を介して、両方を
頻繁に行き来する脳の使い方だと
言います。

例えば、
右利きの方は論理を
つかさどる左脳がよく活性化。
左利きの方は、
直感、アイディアが生まれやすい
右脳が活性化されやすいです。

左利きの方が
右手を使って自動改札機を使用する。

この時、
左脳が活性化されることに

なります。

右利き優先の世の中で、
左利きの方は、右手を使い分けて
使用する機会が増えます。

結果的に
右脳と左脳を使う機会が多くなります。

右利きの場合、基本的に左脳を
多く使い、右脳は眠らせている
ことが多いものですが、左利きは
両脳をまんべんなく活用している
人がほとんどだと言います。

こうして脳梁を通る
『ワンクッション思考』が、右脳と
左脳、両方を覚醒させ、
脳を強くしています。

そして、使える脳の範囲が広がる
ことで、左利きの特徴である
「直感力」や「独創性」が
生み出されているのです。

「天才や発明家」という形で
何度も名前を耳にすることがある
あのスティーブ・ジョブズも
左利きでした。

iPhoneやiPadの誕生は、左利きの
持つ「直感力」や「独創性」が
存分に発揮された作品では
ないでしょうか。

前作7冊目から約5ヶ月ぶりの執筆。月末目標。8月上旬には出版できるよう、がんばります。温かく、見守っていただけると、嬉しいです✨



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