なぜか、ちらし寿司

最近、なぜか「ちらし寿司」ばかり作っている。米を炊いて干し椎茸を戻し甘辛く煮て、人参もさっと湯通しして味付けをする。錦糸卵、さやえんどうを散りばめて。アボカドがあれは更にいい。後は新鮮なサーモン、えび、キャビアがあれば、最高のNorwegian風ちらし寿司が出来上がる。魚が新鮮だけあって実に美味しい！そして、寿司米、醤油。寿司酢は多少怪しげではあるが、トロムソの一般のスーパーにも売っている。しかし、なぜ私は、自分の研究をほっぽりだして、ちらし寿司ばかり作っているのか！

それは、漸くトロムソでできた友人たちから、『Sushi！』のリクエストが最近頻繁にあるからだ！フィヨルド沿岸部に住む彼らにとって、ローフィッシュ・生魚（刺身）は、抵抗ないようだ！だから美味しい寿司米さえ作れれば、自宅で寿司ができる。と言うわけで、寿司のレクチャーをというわけだ。日本人といえば寿司を握れる！ってわけではない！巻き寿司も面倒だ！困った果てに、握りでも巻でもない、もっと簡単にできる「ちらし寿司」を『Sishi』として普及することにした。

でも、やっぱり自分の文化を褒めてもらえることは嬉しい！そして、これによってイケメンの魚屋さんと仲良くなれたことはもっと嬉しい！（まあ・これは冗談ね）