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休日の朝に雪を踏み締めて歩くということ

ザクッザクッサクッ

雪を踏み締めて歩くと、心地よい音がする

雪で澄んだ空気に朝焼け、

いつもより車通りが少なく、電車も混んでいない

冬の雪の匂いと、静けさ、一面の白さ、肌寒さとマフラーの暖かさ

冬の朝というのは、どうやらHSPと相性が良いらしい

昨日はこんなことがあった

同じ特質を持つであろう姉に、

雪の写真を送った

「そして、この素敵な世界を、

しらないのかもしれないな」

と打った

そこに返信がポツリ

「知っているんだよ。

ただ、深さと濃さが違うだけ」


あぁそうか、

同じ景色は見ているのか

その中にグラデーションがあるだけなのか

なんとなく心が落ち着いた

だれもがこの雪景色を見ているのだ

そこに、過去の思い出を重ねる人や

音や匂いまで楽しむ人

白さを白さと捉える人

深い感動を覚える人

そのグラデーションや違いがあるだけなんだなと

「他人と違う」と思った時に

悲観する必要はない

勝手に境界線を引く必要はない

みんな、同じ世界を見ている

ただ、その捉え方と深さと濃さが違うだけ。

ただそれだけの違いだと、

雪を踏み締めながら思う朝

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