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不誠実な離乳食の話

昨日から誠実さについて考えている。
誠実な人間でありたいとは常々思うが、
昔から不誠実な人間である。

私の思う誠実さとは
人からどう思われようとも
自分の筋を通すことだ。
単に従順であることとも、
愚直であることとも
違うと考えている。

決して思考停止せず、
見返りを求める心を持たず、
人からよく思われたいという気持ちを払拭し、
自分の考えを通す覚悟を持つことだ。

今朝息子に付き合って早起きをし、
彼が教育テレビにかじりついている隙に
離乳食用のミネストローネを
大量に作製した。
にんじん、玉ねぎ、ズッキーニ、
南瓜、トマトを全てみじん切りにし、
炒め合わせてから煮込む。
長時間の立ち仕事に足がむくみ、
さらに眠気と疲れで大変不機嫌になってしまった。

そもそも離乳食作りは誰に頼まれたわけでもなく、
好きで手作りし、フリージングしている。
自分は離乳食を全て手作りしている、
人から良く思われたいなど
保身や下心で行動しているが故に
この疲弊と苛立ちを覚えるのではないか、
またこういった生き方はなんだか不誠実で、
知らず知らずに自尊心だとかを
損なってしまう原因なのではないかと
ふと思い至った。

心に余裕がないと、
手を抜く方法さえうまく思いつかない。
しかし何かしらうまく活用するなどして
不誠実な子育てから抜け出したいと思う。


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