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建前を置いてきた夜

はじめましてのnoteに、何を記そうかと、思い浮かんだ色々を書いては消し、消しては書きを繰り返し、30分経ちました。

悩んだ挙句、ここ最近で震えているエピソードを一つ紹介したいと思います。

15年来の友人と二人、都内のホテルで女子会を開きました。
夕方合流して、一泊して、夜通し語り合う。
最高じゃあないですか。
修学旅行じゃ、お酒も夜通しトークも先生からのレッドカードが出されますけど、もう両者20過ぎたいい大人。しがらみも、他人の視線も関係ありません。

夕方、16:00。彼女と集合して、駅の近くのスーパーやお惣菜屋さんで、お酒、チーズや生ハム等のつまみ、夜食なんかを買い、ホテルに向かいました。

室内は、和モダンのロフトがあるゲストルーム。
素足を伸ばし、少し崩した姿勢でくつろぎながら、顔を火照らせ語り合いました。

友人の話、学生時代の話、最近はまっている趣味の話、恋愛話・・・。

普段全く飲まないお酒をここぞとばかりに幾つか空けて、深夜2時まで、積もり積もったトークをマシンガンのように連射していたと思います。

その日、彼女は仕事終わりで、私は終日休みの日でした。
誰かとじっくり話すのは久しぶりでしたし、しっかりとお休みをとっている私はもうウッキウッキとタガが緩んで、少しばかり、いえ絶対、テンション高之助だったのでしょう。

でも、、、彼女は仕事終わりなのです。そこの配慮が実に、実に足りなかったのかもしれません。

優しい彼女は、終始笑ってくれていましたし、私の好きな芸人さんたちのYoutubeやTV番組を観て「変なの~」と言ってくれていました。

翌日ホテルを出て「バイバイ~」と言った後、LINEで御礼を伝えました。

「楽しい一日をありがとねーん。また遊んで~」なる趣旨を送りましたが、
そのLINEは、現在まで既読スルーされた状態で佇んでいます。

コンスタントにあってくれていた友人を、あのテンション爆上げおしゃべり大好きっ子ちゃんの夜によって、よもや失ったのかもしれないと、震えが止まりません。

もしかして、仕事終わりに買ってきてくれたケーキに対するLINEでのお礼がなかったからでしょうか。

お酒覚えたて人間の「●本飲んだのに、全然酔わなかったよお~」を言っていたからでしょうか。

好きな芸人さんのほくろがなくなったとアップの比較写真を見せつけてしまったからでしょうか。

はたまた深夜寝る前に「これでもいつもより寝る時間はやーい」とかほざいたからでしょか。

どんな関係にも建前、遠慮は必要なのでしょうね。
相手をおもんぱかることを忘れてはなりません。

自分の発言を客観視すると、拳で顔面を殴った方がいいと思いますが
素の自分だとこんな感じになっていたのだと思います。

その友人と友人でいるには、もう少し、理性的な配慮が必要だったのかもしれないと、既読スルーを通して今、噛み締めているところです。

次回があるのなら、その友人に合わせたベクトルで今度は向き合おうと思います。

その一方で、私の中でもう少し、世界に遠慮しない自分もいていいんじゃないかなあと思うこともあります。

理性的な配慮は勿論、現代社会を生きていくために必要ですし
だからこそ、コミュニケーションを取るうえで、不要な発言は控えようと思い、普段は十分寡黙な人間としてやらせてもろてます。

でも、他者からどう思われるか、を気にして、世界に遠慮ばかりしていないで、周囲の評価ではなく、自分のやってみたいことに挑戦したら、もう少し心に羽が生えるような気がします。

とくに、ネットの海は大量の情報が日々満ちつづけています。
そこに、一粒の砂を投じても、飲み込まれていくだけでしょう。
それでも、もしかしたら、素敵な誰かがその一粒を拾ってくれるかもしれない。そんな魅力がインターネッツにはありますよね。

このような経緯で、心に羽が生えて、大空を羽ばたけたら最高に気持ちいだろうねぇ!の精神で、noteを始めました。今後、Youtubeも始める予定です。

そういえば、自己紹介していませんでした。
「もうはっさん」といいます。よろしくおねがいします~

                          もうはっさん



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