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愛知室内オーケストラ第35回定期演奏会A

今日はしらかわホールへ行きました。
しらかわホールは来年で閉館になるみたいで寂しいです。

愛知室内オーケストラの演奏会へ行くのは初めてになります。面白そうなプログラムもあり、去年もゴロナ禍前も行こうと思った演奏会はいくつかありましたが、今日が初めてになりました。
ちなみに愛知室内オーケストラのメンバーは何人か室内楽コンサートなどで聴いています。

今日の注目は2曲めのメンデルスゾーンの無言歌集。
原曲はピアノ曲でクラリネットとオーケストラ版に編曲したものです。クラリネットがベルリンフィルのオッテンザマーさんです。
今日はオッテンザマーさんが指揮もやります。

⬛️モーツァルト交響曲第39番

自分はモーツァルトの交響曲で好きなのは第29番と第39番です。モーツァルトの交響曲の中でも透明度が高く、色で表すなら白色。白色の美しさというのは無限大です。

この曲、演奏会で久しぶりに聴きましたが、やっぱりいいですね。
管楽器奏者の指揮者なので、管楽器が絶妙にすばらしい。

⬛️メンデルスゾーン無言歌集

この曲ではオッテンザマーさんの指揮だけでなくてクラリネットが聴けます。
オーケストラとクラリネットのための曲に編曲したのもオッテンザマーさんです。

今日は無言歌集から8曲抜粋。
クラリネットの響きがすばらしいし、オーケストラもメンデルスゾーンが編曲したと思うぐらいオーケストレーションがすばらしいです。

春の歌はピチカートで始めて最後に第1ヴァイオリンが旋律を弾くというのはすばらしい演出でしたね。
ベネチアの舟歌が第1も第2もすばらしいです。隠れた名曲の羊飼いの嘆きもすばらしかったな。

これはすばらしいものを聴けました。

⬛️ベートーヴェン/コリオラン序曲

後半はベートーヴェンプログラムになります。
ベートーヴェンにはいくつかの演奏会序曲がありますが、コリオラン大好きです。ベートーヴェンの音楽の魅力、かっこよさが凝縮されています。

コリオラン、満喫しました。
観客の拍手がフライング気味だったのが残念でしたが。もう少し余韻を楽しみたかったです。

⬛️ベートーヴェン交響曲第1番

ベートーヴェン交響曲第1番は1曲めのモーツァルトの晩年の交響曲第39番から10年後ぐらいの作曲になりますが、モーツァルトに比べると革新的ですね。宮廷音楽のレベルを突破しています。
音楽は10年で進歩していることが感じられる今日のプログラムですね。

ベートーヴェン交響曲第1番を聴いてさらにその先の可能性を感じるすばらしい曲ですね。
基本的には楽しい曲なので満面の笑顔で楽しみました。

また機会あれば愛知室内オーケストラの定期演奏会へ行きたいと思います。

スポーツのスケジュールとクラシック音楽のスケジュールをにらめっこしてこの演奏会は行けそうだとかやっています。できるだけ全部現地へ行きたいところですが、何とか行きたいです。



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