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玄米と白米のどちらを選ぶべきか?お米の食べ方ガイド

あなたは、玄米と白米のどちらを食べてらっしゃいますか?そして、本当はどんなお米を食べたいですか?

お米は私たちの食生活に欠かせない主食です。

ここでは、玄米、白米、そして分付き米の特徴と、それぞれのメリットについてご紹介します。また、余った糠の再利用方法についても触れますので、ぜひ参考にしてください。

玄米のメリット

玄米は、精米されていないお米のことを指し、以下のようなメリットがあります。

1. 栄養素が豊富
  玄米は、ビタミンB群、ビタミンE、ミネラル、食物繊維が豊富に含まれています。これらの栄養素は、健康維持や美容にも役立ちます。

2. 食物繊維が多い
  玄米には白米の約3倍の食物繊維が含まれており、腸内環境を整える効果があります。便秘の予防や改善に役立ちます。

3. 血糖値の上昇を抑える
  玄米はGI値が低く、食後の血糖値の上昇を緩やかにするため、ダイエットや糖尿病の予防に効果的です。

白米のメリット

白米は玄米を精米して胚芽や糠を取り除いたお米のことです。以下のようなメリットがあります。

1. 消化が良い
  白米は玄米よりも消化が良いため、胃腸が弱い方や病後の回復期の食事に適しています。

2. 調理が簡単
  白米は炊きやすく、ふっくらとした食感を楽しめます。おにぎりや寿司、リゾットなど多様な料理に適しています。

3. 保存性が高い
  精米された白米は玄米よりも長期間保存が可能です。買い置きしやすい点もメリットです。

分付き米のメリット

分付き米は、玄米から一部の糠層を取り除いたお米で、5分付き米や7分付き米などがあります。以下のメリットがあります。

1. 胚芽を残すことができる
  分付き米は、白米に比べて胚芽を残しやすいため、栄養素が豊富です。ビタミンやミネラル、食物繊維も適度に摂取できます。

2. 消化しやすい
  分付き米は、玄米ほど硬くなく、消化しやすい点が特徴です。白米と玄米の中間の食感を楽しめます。

3. 風味と栄養のバランスが良い
  分付き米は、玄米の風味と栄養をほどよく残しつつ、白米の食べやすさも兼ね備えています。

余った糠の再利用方法

お米を精米すると出る糠も、有効活用できます。以下の再利用方法を試してみてください。

1. 糠漬け
  糠を使って自家製の糠漬けを作ることができます。野菜を漬けるだけで手軽に作れ、栄養価も高い漬物が楽しめます。

2. お掃除
  糠は研磨作用があるため、鍋の焦げ付きやシンクの汚れを落とすのに役立ちます。水で糠を練って、布やスポンジにつけて磨くだけです。

3. 入浴剤
  糠をガーゼや布袋に入れてお風呂に入れると、肌に優しい天然の入浴剤になります。しっとりとした肌を保つ効果があります。

まとめ

玄米、白米、分付き米にはそれぞれ異なるメリットがあり、ライフスタイルや健康状態に応じて選ぶことが大切です。
玄米は栄養価が高く健康的ですが、消化に時間がかかるため、体調や胃腸の状態に応じて白米や分付き米と使い分けるのが理想的です。
大切なことは、自分にとって「〇〇を期待しているから、玄米」という選び方ではなく、自分の身体がよろこぶ形でとる必要があります。
普段食べないところこそ栄養があります。食べ方も調整していきたいものですね。

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