何をやっても運動継続できていない僕がトレッドミルデスクと出会った話
IT系のスタートアップでソフトウェアエンジニアとして働くもってぃです。
職場のLT会で発表した内容をちょっとアレンジしながら、紹介したいと思います。
2023年の自分の一日の平均歩数
きっかけは2023年の振り返りです。
その中で、せっかくFitbitつけて過ごしていたので改めて1年間の歩数を見てみました。下にリンクはった記事内は2023年すべてが対象ですが、自分が運動継続という意味でコントロールしやすい平日のみに絞ってみました。
3425歩/日
(なお、日課のBeatSaverが効いてる数値なので、実際は2000歩/日程度だと思われます)
職場では、多いという声も上がっていたのですが、いや少ないやろ、、、と。どこかの調査では20歳以上の男性の平均歩数は6793歩/日なので、だいたい半分くらいですね。
いやーさすがにまずいなあと思いつつ、、、
これまでも、運動自体はやらないといけないなあと思って色々チャレンジはしてきたのですが、全部継続できずに終わっています。
例えば、
ジム通い
誰もが通るジム通い(?)。1ヶ月くらいは続いていたのですが、いつしか行かなくなり、1年位お金だけを払い続けました。せっかく手持ちの準備何もしなくて良いプランにしたのに。スケジュールを決めて散歩
毎日の時間を決めて、かつ、仕事のスケジューラで枠を押さえて運動に行くやつですね。散歩自体は楽しめていたのですが、忙しくなったりして行けなくなり、いつしかスケジュールも取っ払ってしまいました。筋トレ
嫌い。大嫌い。リングフィット
最初はゲーミフィケーションの楽しさがあったのですが、プランク入ってきてから苦痛が勝るようになり止めました。フィットボクシング
単調で飽きてやめたデスクバイク
まあまあ良かったけど、座ってるので甘えが出てやらなくなった。たまに漕ぐも運動にはならない程度。スタンディングデスク
立っても運動不足解消にはほど遠い
みたいな感じで、自分にとって運動継続がどれだけ難しいことかが分かったかと思います(意志が弱いだけ)。
そしてトレッドミルデスクというものに出会う
忙しくても働きながら無理なく継続できる。そして、甘えることができない状況下にできる。それが実現できるトレッドミルデスクというものに出会いました。
トレッドミルとは
トレッドミルデスクとは
トレッドミル、つまりウォーキングやランニングしながら作業ができるデスクのことで、トレッドミルデスクとして一体化して売っているものや、ウォーキングマシン/ランニングマシンにPCやタブレットを置けるようになっているものなどいくつかの種類があります。
自分の場合は、昇降デスクを持っていたものもあり、スタンディングデスク+ウォーキングマシンの組み合わせでトレッドミルデスクを実現しました。
スタンディングデスクやトレッドミルデスクのメリット・デメリットや効果は色んなところで研究・発表されているのでここでは触れません。
実際に使っているもの(買ったもの)
ウォーキングマシンは、折りたたみとか、運びやすいものとか、色々調べましたがこれを買いました。
Maksone 電動ルームランナー
最大速度は6Kmで、手すりがついていないのもあってウォーキング専用です。折りたたみができないものを選択。折りたたみができると椅子と併用できそうだというメリットはあったのですが、椅子があると使わなくなる自信がありました。あと音がうるさくないものを選んだつもりです。
下にはこのフロアマット敷いています。
ちなみに昇降デスクはこれを使っています。トレッドミルデスクにする前から使っているもの。足が丸くて好き。
Flexispot E8 140cm×70cm
実際のデスクはこんな感じになりました
モノがいっぱいある上の方はスルーしてください。はい、デスクの下にウォーキングマシンを置いてみました。椅子?とっぱらいました。椅子は甘え。
実際使ってどう?
まだ使い始めて2週間ほとではありますが、毎日の歩数的にはかなり増えることになりました。
使い始めてからの平日の平均歩数が
13526歩/日
です。去年の実績からすると、+10000歩/日ですね。だいぶ大きな改善だと思っています。この調整で続けられれば運動不足は解消されそう。椅子をなくした強制力もかなり大きい気がしています。
だいたい時速2Km~3Km設定でゆっくり歩く感じで使っています。1時間の聞き専のMTGがあれば5000歩から10000歩いくので、毎日の目標の7500歩/日はこれで余裕で達成できそう。
あ、でも、30分くらい歩いてると疲れちゃうので休憩も入れながら気持ち的にはのんびり目で使ってます。頑張りすぎても続かない気がするし。
また、実際に使ってみて向いている作業と向いていない作業があると感じたのでそれを紹介したいと思います。
向いている作業
文章書く
正面のディスプレイに向かってキーボードを打つのは問題なくできます。タイピング速度もあまり変わらず打ててる気がします。最初は違和感ありますが、すぐ慣れました。なにかを考える
もともと歩きながら頭の整理するのが好きだったので、これも良い使い方だなと思っています。頭が冴える感じがあります。MTG参加
聞いたり考えたりが中心の会議への参加にもおすすめです。むしろ歩くことで集中できている感じがします。ただ顔を出して参加する場合は、上下に揺れちゃうのでちょっと恥ずかしい。実際にMTG参加で使ってたら速攻でバレました。
向いていない作業
マウス中心の作業
トラックボールマウスを使っているんですが、とにかく揺れるので、カーソルが合わない合わない。かなりストレスたまります。正面じゃないディスプレイでの作業。これはキーボードも含む。
最初のデスクの画像を見てもらえればわかるのですが、左右にもディスプレイがあります。右のディスプレイはほぼSlack専用として使っているのですが、返信などを打つ時にずっと右側向くことになります。歩きながら首だけ右側向いているのがすごく不安定でやりづらさがあります。これは慣れないかもなあって思っています。
このスタイル中心でやるなら、ディスプレイ減らしても良いのかもしれません。自分がメインで喋るMTG
喋るだけならできると思いますが、喋るときはだいたいマウスでPC操作しながらになることが多いのでやりづらいです。あと自分が喋るときだとどうしても注目されるので揺れてるの恥ずかしい。。。
終わりに
自分の場合はとにかく忍耐力がないので、強制力が必要でした。そのため、椅子は完全にとっぱらって、立つか歩くかしか選択できないようにしました。ちょっとでも使わない選択肢ができちゃうと、自分は絶対使わなくなる自信があったので。折りたたみじゃないウォーキングマシンを選択したのもこの辺りが理由。
あと、継続のための覚悟を決めるために、色んなところで目標を言ったり書いたりしています。LT会で発表したのもその一貫。
これでそのうち使わなくなってたら笑ってください。頑張るぞー。終わり。